満開の桜

zabbon2006-04-02

こう見えてもzabbonは毎年の桜の季節が大好き。
街中に、ピンク色の雲があちらこちらに見え始めると、次の新しい季節への切符をもらったような気分になるし、桜吹雪を浴びていると、何もなくてもお祝いされた気分になって嬉しい。
今年の桜は、ちょっと葉桜気味だったけど、きっと週末まで待ってくれたんだろう。桜だってたくさんの人に見てもらって「きれい、きれい」とほめてもらった方が嬉しいはずだもの。桜に限らずお花はほめてもらうと、みんな喜ぶ。どんなお花からも静電気みたいなものが発散されているけど、満開の桜のはフンワリと包み込むような感じ。
桜吹雪と言えば、花びらが1枚1枚ヒラヒラ舞うものだけど、中には、写真のように花ごとボテッと落ちているのがあって、かねてから不思議に思っていた。
で、その謎が解けた。犯人はスズメ。
花の根元の甘い蜜が食べたくて、花のガクの部分から食いちぎり、甘いところだけ食べて、あとはポイッと捨ててしまう。なので、スズメが桜の木でお食事中は、(花びらではなく)丸のままの桜の花が、次から次へとクルリクルリと回りながら落ちてくるのである。
それを地面に落とさないように、追いかけてキャッチするのも楽しくて好き。