ゆずの季節

今が晩秋か初冬か、議論が分かれるところではありますが、とにかく、冬に向かっているこの時期、すべきことは冬仕度。
zabbon宅の冬仕度は、これから始まります。

箱いっぱいのゆず。ゆずで有名な高知県大豊町からお取り寄せしました。写真でみると、里山がほのぼのしているおとぎ話のような場所です。この子達は、この景色を見ながら大きく育ち、そして、zabbonの家にやって来ました。とてもとてもウェルカムです。みなさん、ようこそ、です。
そして、zabbonは、これでゆず茶を仕込むんです。いつもの冬仕度です。

まず、ゆずを半分に切り、種を取り除きます。それをレモン絞りで、ギュギュ〜っと絞って、ジュースを取り出します。
皮の方は、白いところを出来るだけ取り除いた後、細く細かく千切りにします。ここでは持てる限りの技術力を動員することで、口あたりのいいハイグレードなゆず茶になるので、しっかりと気合いを入れなければいけないところです。
こうして作っている間中、ずっとゆずのいい香りに包まれて、とっても幸せです。

魂込めた千切りを先にのゆずの絞り汁と合わせ、お砂糖を加え、ぐるぐると掻き混ぜます。お鍋に入れていますが、ここで煮るわけではなく、とてもたくさん作ったので、お鍋しかかき混ぜられる器がなかったのです。
お砂糖は、もともとのゆずと同じ分量とのことですが、少し多いように感じたので、6割くらい1キロ超に留めました。
ぐるぐると掻き混ぜていると、だんだん、砂糖とゆずが馴染んでトロリとしてきますので、そうしたら、瓶に詰めます。

こんな感じ。1.5リットルの瓶、1本分ができました。これで今日の作業はおしまい。後は冷蔵庫に入れて2週間ほど待てば、おいしい手作りのゆず茶ができあがります。とっても楽しみです。