限りなく黒に近いグレー

おとついから、家族が尋常ならぬ腹痛に見舞われた。
夕方、家に帰ったらすでに伏せっていて、それから二日二晩、地獄の苦しみを味わった(ようだ)。
どうみてもただの風邪ではなく、中毒症状である。
思い起こせばzabbon自身もお腹が妙な具合だった。当初は、整腸目的で土日に山ほど食べたビフィズス菌入りヨーグルトによる改善への好転反応だと思っていたが、うすうすと邪悪なものを感じ始めていた矢先のできごとだった。
では、犯人はいったい?
そこで、思い当たるのは、近所で買った生牡蠣のキムチである。疑いつつも、とても美味であったことを思い出す。うまいうまい、ペロリペロリと頂いたっけ。
しかし、美味しい=疑いが晴れる、ということではない。
ノロウィルスと親交が深い食物は他に口にしていない。全て火が通ったものか、生で食べてもこれほど邪悪な影響をもたらさない食品ばかりである。しかし、確証はない。だが、状況証拠からすれば、限りなく黒に近いグレーである。
で、対ノロウィルスには、抗ウィルス剤はないそうなのでひたすら休養すべし、とのことなので、リスク覚悟で臨むべきであろう。