東京都の花粉症対策

東京都が花粉症の発生源対策(スギ林伐採計画)を打ち出した」というニュースが流れた、という噂を聞いた。
これは朗報!と、さっそく、あちこち検索したが、報道記事として見つけられたのは、こちらの昨年の11月14日の四国新聞社のweb。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20051114000361

記事によると、東京都の山に生えている杉を伐採して、花粉の少ない杉に植え替えたり、広葉樹との交林化を50年、100年かけて行う計画であり、来年度は27億円を盛り込むそうだ。

子供の頃から、高尾山だの御嶽山だのに遠足で行くことが多かったが、杉しかない景色がたいくつだったし、それが実はわざわざ植えたものだと社会科の時間に習って、大人はつまらんことをするものだと思っていた。
でも、この対策のおかげで、100年後の東京都は、花粉症も減って、山々の景色も楽しくなる。植生の変化で生き物の種類も増えるかもしれない。
石原都知事自身も花粉症を発症したから、という理由もあるかもしれないが、これこそ政治家の仕事だと思う。このために税金使われるんだったら、全然OK。