奇々怪々 赤い種のゴーヤ

zabbon2006-11-17

昨日の晩ごはんは、「豚キムチゴーヤチャンプルー」でした。
当初は、正統派「豚のショウガ焼き」のつもりだったのですが、冷蔵庫の扉のところに、キムチの未開封パックがあるのを発見、日付を確認したら、なんと11月16日とあるではないか。
しかたない。
潔く、「正統派云々」はあきらめて、「豚キムチ」にしよう、ということになりかけた時に、ふと、思い出します。そうだ、野菜室にゴーヤの小さいのが残っているはず。これを、豚キムチに混ぜて炒めれば(沖縄風に言えば、チャンプルー)、きっとおいしい「豚キムチゴーヤチャンプルー」ができるに違いありません。
ネーミングからは、料理の主役という、おいしい役どころを、ゴーヤに持って行かれてしまったことが伺えます。哀れなるかな、豚ロース。
それにしても、この料理、ワンディッシュで、野菜もタンパク質もミネラルも十分に補給できる、すぐれもののおかずです。日本古来の一汁一菜の夕ごはんです。
そして、いざ、まな板の上に、メインキャストのゴーヤをのせて、包丁でサクっと切ったところ、目に飛び込んできたのが、なんと赤い種達。写真の通りです。。
思わず最初、ギョッとしました。だって、虫かと思ったんだもの。
誤解がないよう申し添えますが、zabbonは決して、虫が嫌いではありません。
同じ地球上の住人として、互いに敬愛し、慈しみ合いたい生き物です。事実、壁のところをぴょんぴょん跳ねている家グモなどは、大好きで、いつも交流しています。しかし、それと、「大好き」というのは、少し、質が違うのではないかと思います。
具体的な例を挙げれば、「同じお布団で一緒に眠れるかどうか」ということだと思います。 きじばとやひよどりとなら、多少、鳥臭くても、一緒に眠ることができると思います。でも、カマキリやセミやバッタとは、できれば、別立てにしてもらいたいものだと、常々、考えています。(でも、矛盾するようですが、家グモなら、大丈夫です。眠れと言われれば、一緒に眠れます。だって、かわいいじゃないですか。)
途中解説が長くなりましたが、要するに、ゴーヤをあけた時に、未だかつて、そのシチュエーションでは、見たことがない色彩が目に飛び込んできたので、ものすごくビックリしたのです。
ゴーヤは、zabbonも家族も好きなので、食卓に頻度高く上りますが、こんな赤い種をしたゴーヤは始めて見ました。でも、味は、普通のゴーヤでした。
こういう品種なのかなぁ。他に、青とか、紫のとかが、あったりするのかなぁ。
もしかしたら、新種かも。
それにしても、赤い種のゴーヤ炒め、たいそうおいしく頂きました。ビールがピッタリでした。思い出しただけでも幸せ。