とかち帯広空港のソフトクリーム

zabbon2007-03-25

温泉旅行はこの上なくすばらしいものでした。
家にあるお風呂と温泉。やっていることは、お湯に浸かっているだけの同じことなのに、どうしてこうも、気分から効用から何から何までちがうんだろう。
何が違うって、温泉旅館では、湯上がりにビールを飲むわがままが許されている、いやいや、正確に言えば、ビールを飲むのがマナー・慣習となっている点にあるのではないかと思います。 そう、温泉に来たら湯上がりにビールは飲まなければいけないものなのです。(キッパリ)
しかし、こうなってくると、スギ花粉療養で温泉に浸かりに行ったんだか、単にビールを飲みに行ったんだか、わからなくなってきます。ま、ビールも薬のうち、というところで決着を見たいと思います。
さて、どうでもいいことは、置いといて。
旅で見つけたおいしいものは、アルコールばかりではありません。甘いものもありました。(この場合、「スィーツ」という言葉を使うべきところかも知れませんが、zabbon的語感では、お菓子全般のおいしそう感に欠けている気がして、使われ始めた当初から今に至るまで、避けて通ってます。感性が古いのかなぁ。)
で、見つけた甘いものとは、とかち帯広空港のソフトクリーム300円です。
家族が「のどが痛いから冷たいものを食べたい。」と、本人にとっては切実、しかし、zabbonにとっては、便乗的嬉しいお誘い以外何ものでもない訴えをするものだから、一緒に食したのです。
このソフトクリームのPOPには、「カロリー1/3。女性に大人気!」とありました。そっかぁ、カロリーも少ないんだぁ、とますます、嬉しい気分になります。
発注から待つことしばし、できあがったばかりのソフトクリームを手渡されますが、その時の気持ちといったら例えようもないくらい、ものすごーく嬉しくてワクワクします。近い気分を言葉に表せば「長年の夢が叶った」といったところでしょうか。
妙齢の女性(←zabbonのこと)が、これほどまでに、うっとりウキウキしているだなんて、作ってくれたお店の人も知るよしがないでしょう。 でもね、本当にそうなんですよぉ。
で、一口食べれば、さらに実感を伴った「夢が叶った感」になってきます。
ああ、幸せの数分間。
すぐに終わっちゃうのが悲しい。わんこソバならぬ、わんこソフトクリームはないものか。
ですが、おいしい思い出は永遠にzabbonのもの。忘れさえしなければ、記憶の中で何度もおいしく頂けます。これもまたステキなことです。
でもやっぱ、記憶だけじゃなくて、実物にもう一度、できれば近いうちに巡り会いたいものだというのがホンネのところ。


(そうそう、羽田からの帰りにモノレールが動いてなくて、しかたなく、京急に乗ったら、もんのすごい混んでて暑くて大変でした(T_T)。)