デイゴの花

zabbon2007-06-17

最近こそ、見かけることが多くなってきましたが、数年前、初めて見た時には、びっくりしたものでした。
藤の花がでっかくなったような形をしていて、しかも色は真っ赤。 それが、少し低めの横に広がった木の枝から、降り注ぐかのようにたくさん咲いています。 葉っぱは、他の植物に比べて色が濃いので、遠目に見ると緑と赤のコントラストが異国的。 この花の名前は、アメリデイゴといいますが、そういえば、亜熱帯地方に属するブリスベンには、こういう植物がありましたっけ。 なので、Wikipediaのデイゴのところを調べてみたら、沖縄の県花なんだそうです。 どうりで熱帯地方っぽいです。
デイゴにどれだけ種類があるかは知りませんが、こんな感じの花は数種類あった気がします。
そして…
漢字で書くと「梯梧」、学名は Erythrina(エリスリナ)。 マメ科の落葉高木(←ってことは、うちのねむの木の親戚筋にあたります)。 春から初夏にかけて咲く赤い花が有名。
ということがわかりました。
去年7月はじめに沖縄行った時に咲いていたかどうかは、あまり記憶にないのですが、3月に行った時には、大きなデイゴの木を見ましたっけ。 沖縄では、3月から5月くらいに咲くのかも知れません。 でも、東京では、6月に入らないとなかなか見ることができません。 
さらに、面白いのは、
琉球大学で学生が配っている合格電報の文面は”デイゴ咲く”。
なんだとか。 桜よりも、元気が出そうな景気いい響きの合格通知な感じがします。
そういえば、島唄の歌詞にもデイゴの花って出てきますが、この花のことだったんだなぁ、と合点。
今が満開。とてもきれい。これから、本格的な夏が来るまでの季節、しばらく楽しむことができます。