ざぼんな一週間(初夏編)

今週は、宣言通り残業はせず、夕方には家に帰ってくる生活をしました。 「zabbon、ただ今病気療養中」について、周りの理解と同情を得るためマスクも着用しました。(っていうか、マスクがあった方が本当にラクではあったけど。)
そして、暮れなずむ西の空を眺めながら夕ごはんを食べ、10時半にはお布団に入るという生活を実行。っていうか、そういう生活しかできない健康状態。 けど、こういうゆとりある生活ってすばらしいって実感。 こんなふうにぼちぼちと暮らした今週でした。 その甲斐あって、一進一退を繰り返しつつ、でも、薄皮を剥ぐように少しずつよくなりつつあるzabbonの一週間は、こんな感じでした。
★病気と体の声を聞くことについて考える
それにしても今年のカゼは本当にしつこい。 リアル周りやネット情報を見渡すと、今のカゼは、治るのに1ヶ月かかるのがザラなよう。 知り合いの知り合いは、1ヶ月会社を休んだんだとか。 その方はおそらく、"中途半端に休んではぶり返し"、を繰り返したんじゃないかと思います。 
現代人って、自分の体の声を聞くのがすごくヘタ。 zabbonもそう。 
だって、咳が出たり、熱っぽかったり、なんらかの苦痛を自覚していても、「このくらい平気」とか、「今日はどうしても休めない」とか、「自分が病気なんてあり得ん(認めたくない)。」なんて、理屈にもならない言い分ばかりで、体の声なんて聞く耳を持っちゃいません。 でも、辛がりつつ何か言ってような気がする体に、一応、「じゃぁ、あんたどうしたいのよ?」って聞いてみたとしても、日頃のコミュニケーション不足がたたって、的を得た答えなど返ってきやしない。 かくして、「じゃぁ、とにかく今日は行くから、くれぐれも頑張ってよ!」などと、体にとって最悪の選択に至るケースが多いんだろうなぁって思います。
体調よりもスケジュール優先。健康維持よりも出勤専攻。休息よりも責任感優位…っていうサイクルなのかなぁ。 まぁ、若いうちはそれでもごり押しできちゃったけど。
「寄る年波には勝てないから、ほどほどにしときなよな!」って、体は言っているのかも知れません。 で、今は、カゼとは関係ないところで、昨日治療した歯が痛い。歯だって命がけ。この痛み、一緒に味わおうぞ。 …健康問題、まだまだ続きます。

★宇宙と輪廻転生について考えて目を回す
夜空を見上げると輝いている星々の光は、長い長い年月をかけて、その光源から地球に届いた光です。  地球に一番近い恒星ですら、光の速度で4.3年かかるような遠いところにあるわけで、ほとんどの星が100年とか1000年とか、10000年とか、かかって届いているんだとか。 つまり、「今ここ」で見ている星の光は、100年とか1000年とか10000年とかの「過去そのもの」だってこと。 
だから、もしも、その昔、1000光年離れた恒星の周りを回る惑星で生きていて、その後、地球に転生してきたとしたら、タイミングや手段などの条件さえ揃えば、昔の自分が生きていた様子を観察することができるんだという話を聞きましたが、なんだか気が遠くなってきました。 (「転生する時の距離の移動はどう考えるんだ」、と突っ込まれたら、困りますが。)
願わくば、来世、宇宙のどこかで、温暖化で滅び行く地球の様子を観察するハメにならなければいいなぁ、って思いますが。

枇杷と夏野菜
広大な宇宙から、zabbonの半径3メートル内の話へ−。
実家の母が、恒例の枇杷と夏野菜を送ってくれました。 知り合いの方から毎年頂く枇杷を、「年に一度の味」といって、実家界隈でとれた季節の野菜と一緒に、宅急便で転送してくれます。  
枇杷については、先行メールには「今年の枇杷は、固くて甘くなくて大味」と前宣伝があったので、あまり期待してなかったのですが、そういう頭で食べてみると、そんなことなくて、おいしい。 
とても満足。とてもおいしい。
人間、そんなもんかも。 これから人様に何か差し上げる時は、「たいしたもんじゃないけど…」って前フリするのを忘れないようにしようっと。 
…だから、昔の人は「お口に合わないかも知れませんが」とか、「粗品でございいますが」っていう謙遜系前口上を多用してきたのだ、と合点。 現代は「すばらしいものなので、あなたに。」っていうのがスマートなんだとか。 本当に自信のあるものを贈らないと、後で泣きを見る恐ろしい前口上と言えよう。 だから、センスを磨かねばならないのね。 磨かねば。


そういうゴタクはともかく、枇杷、おいしく頂きました! また来年もよろしくね〜!
(^^)/~~