友チョコのお裾分け

zabbon2009-02-20

2月14日は、バレンタインデーでした。
今年は土曜日だったので、これ幸いとzabbon的年中行事である、おじさん相手のイベントはスルーし、また、家族である殿方は「甘いものはご遠慮願う」とのこと、従い、今年は穏やかで静かなバレンタインデーを過ごしました。
ところで、今を去ること3ヶ月前、6年生の姪っ子が「バレンタインデーには手作りチョコを作る」と張り切っていたので、「チョコを作るには、テンパリングっていうひと手間をかけると、とってもきれいなのができるんだよ。今度、やり方を書いた本を贈ってあげるね。」と約束しました。
チョコレートのテンパリングとは、チョコを使う前に、湯煎で40℃に温度を上げ、その後、23℃くらいに温度を下げ、更に、28℃から29℃くらいに調整、この状態で型入れやこねなどの整形に及ぶ、という作業工程のことで、ものの本によるとチョコレートの分子配列を変える作用があるとのこと。 なので、これをすると単に溶かして固め直したものに比べ、確実に、品質面と見た目の両面から、すばらしい出来映えのチョコに仕上がります。 触ってもべたつかないし、見た目はツヤツヤきれい。面倒くさいけど、省くと後悔する工程なのです。 せっかく作るなら、これをぜひ試してもらいたいものということで、やり方が書いてあるクッキングブックを贈ってあげたところ…
先日、こんなすばらしいアウトプットが、宅配便で届きました。
「クラスの女子全員に作ってあげました。 zabbon叔母さんも試食してみて下さい」とのメッセージ付きで。 出来映えは写真の通りだし、食べてみてもちゃんとおいしい! 初めて作ったにしては、とてもGJ。
早速、お礼の電話をかけたら、本人もこのきれいな出来映えにいたく満足し、お友達にも好評だったとのこと。そして、お菓子作りがとても楽しかったので、これからも本に載っている他のチョコレート菓子に挑戦してみるとのこと。
おお素晴らしい! 「じゃぁ、今度会う時に、チョコレートのお菓子を作って来てね。」と約束した後に、カトゥーンのご贔屓筋の話でひとしきり盛り上がってから、電話を切ったのでした。