シーズン突入!

zabbonはかなり立派な花粉症患者です。すっかり忘れていましたが、ざぼんを開設当初、「花粉症」というカテゴリーを作ってさえいたのを発見しました。
先週の金曜日の東京は20℃もあったようですが、zabbonは、長野県は駒ヶ岳のふもとにて、その頂きの白くまばゆく輝く雪の美しさに、胸がズキリと痛むような強烈な感動をしていました。フランクフルトに連れて行かれたアーデルハイドことハイジが、山への憧れにも似た気持ちに胸が焦がれてしめつけられて、毎晩重苦しく泣いた、その気持ちがとてもよくわかります。
夜には、いつもよりも大きくってたくさんの星が、暗い夜空に輝やくのを見て感動。北斗七星がひょいとつまめそうなくらい大きく近くにあります。久しぶりに触れた自然に心も体も清められました。
…が、帰ってきてからこっち、「ザ・花粉症2011」の訪れを迎えてから、そんなのふっとんでしまいました。そういえば、甲府とか高尾山のあたりの杉の木達が、大きく立派な赤茶色のお花達を、自慢げにざわりざわりと風に揺らしていましたっけ。
かくして、ギックリ腰にならないのが不思議なくらい、勢いのいいくしゃみ連発、すぐになくなるティッシュペーパーの箱(次の箱からぜいたくティッシュに切り替えます)、鼻の下のひりひりとした痛み、鼻づまりで眠れない夜、じわりじわりとしみ出てくる涙でただれる目尻…、そんなもの達と、5月の声を聞くまでつきあわざるを得ない季節がやってきたのです。