しっかり育てよ

今日は、ここに引っ越して来た時に置いてきたうちの植木達に会いに行きました。
新しい家ではベランダがせまくなるため置ききれない植木達を数鉢、前に住んでいた家の近場のとある場所に植え替えてきたのです。

物言わぬとは言え、生き物。
ゴミとして焼却処分だなんてあり得ません。ましてやこれまでずっと家族として、一緒に暮らして生きてきた大切な仲間です。
なので、主に、勝手に生えてきた植物たち、すなわち、鳥が運んできたタネから発芽して大きくなった植物であるところのネズミモチ、シャリンバイ、センリョウなどの「やはり野に置け系」を置いていくことにしました。
あ、あとブナです。これは5月になると瑞々しい透き通った緑色の葉っぱをふさふさと生やすので、zabbon的には連れて行きたかったのですが、スペースの問題及び、地中に広々根を生やしたかろうブナの立場に立ち、痛みを伴う選択をしたというわけです。
で、行ってみたら彼らは元気でした。
特に目立って大きくなっていたわけでもなく、こちらを懐かしそうに手を振ったりすることもなく、はじめからずっとそこにいたような顔をして、仲間内で固まってそこにいました。
ただ、新しい葉っぱがそこそこ増えていたこと、ネズミモチは黒い実をならしていたことが、彼らの間にも相応の変化を産む時が流れたことを物語っていました。