春のお別れ

出会いの季節の4月だというのに、職場の女性の同僚が2人(+定年退職のおじさま1人)が、今日を限りで退職、という悲しい1日でした。


1人には、会社が終わった後、銀座のイタリアンでお食事会をしました。
その時は、とても楽しかったのですが、さようならの時間になった時に、誰からともなく「あーあ、終わっちゃったね…」なんてため息が聞こえてきて切ない気持ち。
一緒に仕事をしてきた人が、明日からもう来ないだなんて。
考えてみれば、9:00-5:00の会社って、もしかしたら家族よりも一緒に過ごす時間が長いわけだから、いなくなった時の喪失感は、自分が思っているよりも大きいんだと思う。(なので、爽快感となる場合もそれなりに…ってことなんだけど、ま、それは置いといて。)


もう1人の方には、同僚と一緒に観葉植物をプレゼントしました。
お昼休みに、近所のお花屋さんにいったら、小さくてかわいい植木があったので、それを買った帰り道、「あっ!名前を聞いていない!」と気がつきました。
プレゼントするものの名前もわからないのはチト問題あり、ということで、すぐにお店に引き返して聞いてみたら、「パキラ」という名前であることを教えてくれました。
始めて会う名前。「ほ〜、君はパキラというんだね」なんてご挨拶。
そしたら、お店の人が「こっちもパキラです」と指差したところにあったのは、天井に届きそうなほど大きな植物。確かに買ったものと葉っぱの形や生え方は似ているけど、大きさがあまりにも違う。葉っぱも3倍くらい大きい。
驚いていたら、「育て方がちがうんですよ。これは、大きくするための育て方で5年育てましたが、お客さまが買われたのは小さく育てるための育て方だからです。ちなみに2年です。」と教えてくれた。
へえ、じゃあ、自分達が買ったのは、パキラの盆栽バージョンなんだ、と勝手に納得。
買ったパキラの写真はないけど、パキラってこんな植物です。あげたのは、もっと小さくてこじんまりしたものでしたけど。

で、もう一つ。
近くにあったヘンな植物。
これまで見たこともない形の植物。
長い名前が付いていたけど、ドラセナと言う言葉しか覚えていなかったので、それを手がかりにさがしてみたら、近い形の「ドラセナ コンシンナ」という植物がありました。
でも、お店にあったのは、もっと葉っぱが赤くて細くて長くて、リュウのひげに似ていたかな。それにしても、個性的かつ印象的。気になる。ものすごく気になる。今度、もう一度、見にいこう。

そして、パキラですが、とても喜んでもらってくれました。(最後の日に鉢植えをあげるだなんて、ちょっと迷惑だったかも。許せ。)

これからも元気でね。また、いつか会えたらいいね。