チーズフォンデ…

zabbon2006-05-14

9時間の充実した睡眠(惰眠とも言うが)の後、気分もさわやかに目覚めた日曜日の朝。
朝ごはんはチーズフォンデ。今日のサプライズ。

実は、チーズフォンデはすんごい前に一度、家族と一緒に食べて、うまくない、と結論を出していました。
しかし、連休中に、(タイトルは忘れたけど)あるバラエティ番組で出てきたのがおいしそうだったので、なんとなく記憶に残っていました。そんな時、タイムリーにもスーパーの乳製品売り場で「チーズフォンデセット」なるものがあるのを発見。少し迷ったけれど、あれからそれなりの年月も経っているし、その間にマジョリティの口に合うように進化しているに違いない、という希望的観測の元、手に取ったのが昨日のこと。しかし、協議の結果、夕食でハズれた場合はリカバリーが効かないので、朝ごはんで試みることになりました。

フォンデするのは、まずは定番のフランスパン。それから、野菜もいけると袋に書いてあったので、ブロッコリーとにんじんとじゃがいもをチンしたのも用意します。それだけでは面白くないので、お餅を一口大に切って焼いて焦げ目をつけたものと、ウズラの玉子の串フライも加えます。
そして、いざ開始、となったのが写真の状況です。
…正直、ここまではとても順調だったんだけどなぁ。

やはり、チーズフォンデなるものは…。
チーズって温めると苦みが出てくるんですね。これに白ワインの苦みが加わって、何やら近づきがたい味に。
本来、zabbonは、ふきのとうとか、サンマのはらわたとか、苦いものが嫌いではありません。むしろ、酒肴の最高峰と見なしリスペクトしています。でも、このフォンデの苦みって何やら質がちがう。それもDNAのレベルから。ハイジやおじいさんとは、やはり異文化同士であるのかも、と思いました。(そういえば、ウズラの玉子の串フライ、ソース味でおいしかったなぁ。ソースは難波味だもんね。)
でも、ちゃんと残さず、全部お腹に入れました。当然です。
そして、お鍋一杯のチーズの腹持ちの良さは想像を超えることも発見。いつもならお腹が空く時間になっても体に充足感が。このままでは、夕飯をおいしく食べられない、と危機感を抱き、午後は、玄関等々の家掃除に励んだくらいです。
そういった意味では、育ち盛りのお子さんにもおすすめの日曜の朝ごはんかもしれません。