大嵐

日も傾きかけた頃、西の空を見たら、もの凄く真っ黒な雲がもくもく湧いているのを発見。注意深く観察すると、その黒雲の下はどうやら大雨の模様。すぐさま、家族に知らせると、「すごいね。あと10分もすれば、ここにもくるよ」とのこと。そして、その言葉違わず、大嵐になりました。大粒の雨と、瞬間、ドアがあかなくなるくらいの大風。ついさっきまでの真夏並みの西日が信じられないくらい。
今日の蒸し暑さと言い、この雨の降り方と言い、この嵐は、すなわち「夕立」なんだと思う。それにしても5月の夕立だなんて!俳句の世界は、季語として認めてくれるのだろうか。もし、認めてくれたとしたら、5月は初夏なので、ひとくくりに夏の季語になるのではないだろうか、などと、ムダに思考を巡らす。
そういえば、このまま梅雨入り?なんてニュースも伝わってきたけど、それだけは、チト勘弁。せめて、本格的な梅雨入りまでの残りのわずかな期間くらいは薫風をかがせてくれろ、と空に向かってお願いをしました。