仮説検証「芋ようかん石けん」

zabbon2006-07-12

この前作った「キャンディポップ石けん」は、白い生地に納得できませんでした。色は違うけど、一番最初に作った「芋ようかん石けん」のような「くっきり感」を持つ白が作りたかったのです。
そこで、なぜだろう、といろいろ考えた結果、ココナツオイルに鍵があるんじゃないか、と推論。
なので、今回は、それを検証するための試みとして、使うココナツオイルを変えて、「芋ようかん石けん」をもう一度、同じレシピで作ってみました。
レシピは以下の通り。
 オリーブオイル 70%
 ココナツオイル 20% ←このココナツオイルのメーカーが変更点。
 パームオイル  10%   香りは、パルマローザとゼラニウム

…そして、現時点での結論。
やっぱり、ココナツオイルの違いが、できあがりの質感を変えていたのではないかと思えます。写真が、型から出したばかりの石けんの固まりですが、どう見ても最初のものとは違う風合いです。「くっきり」していません。そして、その原因として考えられるのは、唯一の相違点であるココナツオイル。なので、ココナツオイルのメーカーの差が、このできあがりの質感の変化をもたらしたんだと推測できます。
このことから、これからは、透明感を出したいときには「金田油点」のココナツオイルを、「くっきり感」を出したい時には、アメ横で売っていたの(写真中央の黄色いボトル/850円也)を使えばいいってことがわかりました。
zabbonにしては、大した発見だと思います。

ただ、まだ固まりのまま放置して乾かしています。型入れから3日も保温していたのにベタベタだったからです。この季節の気温と湿度がいけないのかな。(…とすると、気温と湿度も同じ条件で実験する必要があるのかなぁ)
とにかく、カットしたものとの風合いも比べる必要があると思ってます。
そうそう、今回は金太郎飴のように模様も仕込んだので、できあがりが楽しみ。