白い家グモへの追悼

今日は夕方から、zabbonの家にお客さまが来ました。
数ヶ月毎に会っている方なのですが、今日は拙宅にお越しになる、とのことでしたので、大掃除。
日頃、ものの見事に散らかっている我が家にとって、面倒くさいけど、反省&是正の良い機会です。zabbonとしても、ホコリがフワフワ浮いているのは見かけによらず嫌いなので、柄にもなくそこそ掃除機で吸い取ったり、ぞうきんがけをしてはいますが、やはり、お客さまが来るとなると話は違います。
そういう時は、目をつぶって、いったん他人の気持ちになってから、再び目を開け、居間やトイレや玄関を見渡します。そうすると、おお、見える見える、我が家の客観的様相及び評価が。
なので、掃除を一生懸命します。特にテレビの下がすごいです。綿埃でフカフカです。テレビ台は車輪がついたのを使っていますが、これにはいつも助けられています。隅々まで掃除を行き届かせるために、ぞうきん+割り箸or楊枝を武器に、ゴミに挑みます。
その途中で、悲しいことがありました。最初に散らかったところを片付けているところで、家グモが出てきました。普通は黒いのに、今日のは、色白のぴょんぴょん跳ねる元気なかわいい子です。なので「後で掃除機をかけるから、隠れていなさいね」と言ったのに、それにも関わらず、その後、掃除機をかけている時にヒョイと出てきて、あっという間に吸い込み口の中へ−−−。
慌てて、スイッチを止めて、本体とホースの間を開けましたが出てきません。姿が見えないのです。虫は弱っちいので、死んじゃったのかもしれません。
家族は「仕方ないよ」と言ってくれましたが、万が一の願いをかけて、本体とホースの間を開けっ放しにして、しばらく置いておきましたが、やっぱり出てくる気配はありません。しばらくは、死なせてしまった悲しみにひたらずを得ず、やるせない気持ちでいっぱいになりました。ゴメンね。一緒に楽しく暮らしたかったのにね。
自分の不注意を心の底から、今、悔やんでいます。