光陰矢のごとし(&1月は去ぬ…)

ずいぶんと辛気くさいタイトルですが、近年、このように感じることが多くなったなぁ、と思います。
zabbonの職場は、お茶代を集める古風な職場ですが、2ヶ月に1回、お月謝袋みたいな封筒に所定の金額を入れて係の人に渡すことになっています。でも、お金を渡す度に、感覚的に「どうも早すぎる。ホントに2ヶ月も経っているのだろうか?」と、常々感じていました。
係の人を疑っていたわけではないのですが、どうしても、前回、供出してから2ヶ月も経ったようには思えなかったのです。なので、思い切って係の人に、「本当に2ヶ月に1回なの? 1ヶ月毎に変えちゃったりなんかしていない?」などと、失礼にも、しかし、思いっきり疑いをこめて尋ねてみましたが、その人は「そんなことないよ」とキッパリ。
その目は澄んでいます。声にも迷いがありません。
そこで「論より証拠」。そのお茶代袋にお金を入れて渡した日を記入して、残しました。
その後、やはり1ヶ月ぐらいしか経っていない意識の中で、お茶代集金の日が来ました。そうです。証拠が役立つ時がいよいよ来たのです。
ほぃっ!とばかりに見てみますと、やはり、係の人はウソをついていませんでした。やっぱり2ヶ月経っているのです。でも、感覚的には、せいぜい5週間。8週間以上経っているだなんて、信じられない思いでした。狐につままれた…という感じ。
そして、そのことをお茶代係の人に、ゴメンと謝りながら、検証結果を伝えると、「そうなのよ。2ヶ月なんてあっという間なのよ。1月は去ぬ、2月は逃げる、3月は去るっていうのよ。」と言います。
「1月は…?2月は…?」初めて聞いた言葉です。「それって何?」って聞くと、「おばあちゃんがいつも言っていたから、覚えちゃったの」と言います。
へぇ、そうなんだ。新鮮。
ということで、新しい面白い言葉を覚えました。
それはそうと、4月以降はあるのでしょうか。なければ作ってもいいかも。