ザンギを作る

zabbon2006-08-19

一昨日の日記に、「ざぼんな毎日」初トラックバックを頂きました。
あまりの嬉しさとありがたさに、次を書くのがもったいなくて、2日間、更新するのをやめました。
ありがとう!です。


ところで、今日の夕ごはんには、北海道に行ったときに見つけた「ザンギ」というご当地料理の再現に挑戦しました。
ザンギは、主にスーパーのお総菜売り場に置いてあることが多かったのですが、見た目は、色の黒い鶏の唐揚げです。なので、最初は、鶏の唐揚げのことを、北海道ではザンギと呼んでいるのかと思いました。
でも、その「ザンギ」の隣に、普通のが「唐揚げ」と書かれて、置かれてあるのを目撃。
なので、それはそれ、これはこれ、の別物なんだ、と合点しました。
そういえば、これを海苔で巻いた「ザンギ巻」という巻き寿司を、根室の回転寿司屋で賞味しましたが、この上なくウマイものでした。マヨネーズがみごとな画竜点睛を果たしています。
スーパーのザンギの傍らには、レシピが掲げられていましたが、それによると、普通の唐揚げとの違いは、タレにつけこむ時間の長さにあり、なんと「一晩も漬け込みなさい」となっているんです。あの、色の黒さはそのせいか…と、納得。
このレシピを記憶にたたき込み、あらためてネットで調べてみると、正統派レシピもあれば、明らかに怪しいものもあります。
でも、こっちには現地のスーパーが提唱していた正規のレシピの記憶があります。ダマされません。
そして、最終的には、こういう材料とプロセスにしました。
漬けダレは、しょう油、お酒、みりん、ショウガとニンニクのすり下ろし、隠し味に顆粒の鰹だし。味見をしながら作りました。
漬け込み時間は半日にしました。普通は一晩が定説のようですが、ビギナーにとっては勇気のいる時間です。なので、今回は短めにしました。 そして、(これが漬け込んでいるところです。) 
クライマックスの揚げは、漬けダレを取り除き、カタクリ粉と玉子を入れたものを衣にすることにしました。
ちなみに、取り除いた漬けダレは、野菜炒めに使うとおいしいです。しかし、余った衣は入れてはいけません。もったいないからと、野菜炒めに即断で放り込んだところ、カタクリのせいで、もんじゃ焼きのようになってしまいました。味はよかったのに残念です。次回はすまい、と固く誓いました。

そして、いよいよ、ザンギができあがったので実食します。
見た目は、普通のトリ唐よりも黒く、ザンギらしく仕上がっています。
味つけも濃くておいしい!長く漬け込むワケがわかりました。今度は、一晩にしてもよさそうです。ショウガとニンニクも、薫り高く立体感を付与してます。そして、マヨネーズも忘れてはなりません。
ほぼ再現できたようです。これなら、北海道の方のおもてなしにお出ししても、ご満足頂けるのではないかと思います。