白玉だんご

zabbon2006-08-20

なぜ、今年の夏は、今日この日まで、白玉だんごのことを忘れていたのでしょう。
白玉粉は、年中、スーパーの棚に陳列されています。スイカのように「冬はありません」ということは全くありません。(しかし、いつぞやの夏、売り切れでカラになった白玉粉の棚に遭遇、ショックから立ち直れなかったこともあります。が、今年はちゃんとありました)。
そういえば、5月に生まれて初めて口にし、感激して以来、何度かリピートしているミニストップのハロハロ にも、白玉だんごは3個?5個?くらい入っていました。
そう、白玉だんごは、常にzabbonの近くに存在し、白玉だんごへと誘い続けていたのです。でも、それに気がつかなかっただけのことなのです。単に、スーパーで、家族が発作的に「白玉だんごを食べたい」と思ったこと、それがきっかけでした。
何かとの出会いとは、そんなものかもしれません。
頭は、白玉だんごモードになりました。
早速、缶詰のあんこと黒蜜を買い物籠に入れました。(ついでにバニラアイスも。)
やはり、これっきゃありません。
作る時に気を遣うのが、白玉粉をこねる時に入れる水の量です。ほんのわずかの水の量の違いが堅さに響いてくるからです。水を入れすぎると指にくっつくし、足らないと丸めている時にひび割れてしまいます。「ちょうどいい塩梅」にするのが、割合、難しいのです。
1個1個丸めながら、グラグラ沸騰しているお鍋のお湯の中に放り込んでいきます。丸くしようと思いましたが、火が通りやすいように赤血球タイプにしました。最初は、お鍋の底にひっつきますが、火が通るとプカーっと浮かんできます。ここをヒョイと網じゃくしでつかまえて、氷水にポチョンと落として冷まします。氷水にプカプカ浮いている様子も涼しそう。ワクワクしてきます。
全部できあがったら、冷やしておいたガラスのお皿に、これまた冷やしたあんこと一緒に盛りつけ、黒蜜をタラタラ〜と好きなだけ、かけます。赤血球の真ん中のところに黒蜜がたまって、おいしそう。
パクッと口に入れると、ひんやりモチモチ。甘いあんこと黒蜜がフンワリ包みます。「美味しん坊」で知った「愉悦感」とは、まさにこのことです。おいしさのあまり、暑くてボーッとしていた頭に気合いが入ります。白玉粉のある国に生まれ育ったことを、天に向かって感謝したくなるほどです。
明日の朝ごはんは、残りの白玉withアイスクリーム&黒蜜です。(朝が楽しみ)
なので、カテゴリーは「ごはん」にしました。