冥王星、なくなっちゃうの…?

先日、太陽系の惑星が9個から12個になるというニュースを聞いて、この上なく気分が高揚し、ハッピーな気分になりましたが、昨日聞いたニュースは、非常に悲しいものでした。
なんでも、冥王星を惑星から除外する、という案なんだそうです。
太陽系の惑星が、12個に増えるどころか、8個に減ってしまうんです。
ホルストの「惑星」で曲が作られている分だけになってしまうんです。誰かに冥王星の曲を作ってもらいたいものだと思っていたのに、それも叶いません。

1930年に発見された当初は、地球と同じくらいの大きさだろう、と予測されたのですが、その後、月よりも小さい(昨日の報道ステーションによれば、地球が1㎝のビー玉だとすると、冥王星胡麻粒くらいだとか…)ことがわかった時点で、「冥王星は惑星ではない」説が発生したようです。また、軌道が楕円形だったのも災いしました。
しかし、「冥王星惑星ではない」説にとって、決定的にヤブヘビしたのは、今回の12個増加説だったんだと思います。
楽しかったのは、たったの1週間だけだったんです。
今、この瞬間にも、これから、ずっと冥王星なしの太陽系に暮らしていかなければ、ならなくなることが決定されようとしているのです。ガミラスが反射衛星砲を設置したのは、単なる「矮(わい)惑星」に過ぎなくなろうとしているんです。

太陽系の惑星が12個っていうぜいたくは、あきらめます。
二重惑星を持つ太陽系に住むという、宇宙のロマンもなくていいです。
最大限ゆずって、「2003UB313」をケロンと呼んでくれなくても構いません。

なので、お願いです。
冥王星を残してください。一生のお願いです。