冥王星と冷製納豆パスタ

zabbon2006-08-25

昨日の日記をアップしてから、わずか20分後に「冥王星は惑星でない」という定義が可決されてしまいました。あっという間のことでした。満場一致だったそうです。
そうなんですね。
有識者はみんな、実は、天王星のことを「おかしい」と思っていたんですね。いずれにしても太陽系の惑星は、8個になってしまいました。
この一週間ばかり、国際天文学連合には「持ち上げられて、落とされて」。こんなことするのは、お笑いだけかと思っていましたが、なかなかどうして。見事なものです。
それにしても、一生のお願いって、もう少し大切なところで使うべきだったかもしれなかったです。グスン。

…でも冷静に考えてみましょう。この先、これで一体、何の支障が生じるというのでしょう。
たかだか、地球という惑星に住む、ヒトというちっぽけな生き物が勝手に決めたことです。冥王星は、何十億年も昔から、今の軌道をくるくる回っていたし、これからだってそうするわけなんだから、知ったこっちゃないんです。
ましてや、冥王星がなくなるわけじゃないんです。まさか、この決定を受けて、NASA冥王星まで宇宙船を飛ばして、粉砕しに行く、なんていう展開になるわけでもないし。そんな、天文学的な無駄遣いなどするわけありません。(違うところでムダ使いは、地球上、どこでもやっているようではありますが。)

一方、日々の生活は、冥王星が惑星であろうがなかろうが、普通に粛々と続きます。
なので、納豆冷製パスタです。
納豆と玉子とオクラと大根おろしと、酸味添加のためのトマトを大きなボールに入れて、ぐるぐるかき混ぜます。玉子が入っているので、面白いように泡立ちます。この泡がおいしいんです。
そして、ここに、氷でシメた茹でたパスタを放り込んで、再びかき混ぜます。ここで混ぜ込みが足らないとムラになっておいしくないので、何でもイイから、ここぞ人生正念場というシーンを思い浮かべて、本気になることが大切です。
その甲斐あって、もの凄いおいしい!スフレのように柔らかくて冷たい口当たりが、この季節にオアシスです。納豆好きにはたまらないです。
体と心に、絶対ウマイです。
空には、変わらず冥王星。テーブルには、納豆冷製パスタ。
…ちょっとばかり、残念だったけど、ま、いいや。
納豆冷製パスタになぐさめられました。ありがとう。元気が出たよ。

そうそう、星占いってどうなるんだろう。鏡リュウジとか、マドモワゼル・愛とか、ルネ・ヴァンダール・ワタナベとか、細木数子とか。(あ、細木数子はちがうんだった。)