ひなたぼっこ中のきじばと

zabbon2006-08-30

5月のいつぞやに、初めてやってきたきじばとのご夫妻。
あいも変わらず、我が家を拠点の1つにしてくれているようで、毎日、1羽ずつの個別訪問を受けます。個別訪問といっても、夫婦仲が悪いから、などという週刊誌ネタ的な理由からではなく、たぶん、子育て中で、どちらかが子守をしているからのはずです。
もともと、きじばとは、群れたがる公園バトとは違って、孤独を愛するアウトローなので、夫婦といえども、その間の垣根が高いのかもしれません。かと思えば、突然、夫婦で連れ添ってやってきて、仲良くエサをついばんでいくこともあるので、ハトといえども、そうそう単純なものではありません。
ま、ひと言で言えば、今時カップルなんではないかと、思います。
とにかく、うちのベランダをお気に召したようで、よく長逗留していきます。ごはんと日陰にある物干し竿の端っこが気に入っているようです。なので、この前のお休みの日には、ごはん台と物干し竿の端っこを、軽やかな羽音と共に行き来しながら、なんと1時間以上も、このベランダにいたこともありました。その時に、そうっと、窓から顔を出して目を合わせても、ちょっと気まずい顔をするだけで、飛び去ろうとはしません。まったりしています。
興が乗ると、例ののどかなハト笛鳴きをしてくれて、なんとも嬉しい限りです。
これは、8月半ばのある暑い日の午後の風景。
日光浴をしているところです。
最初は、このクソ暑い中、何も好きこのんで、直射日光を浴びなくても…、と思っていましたが、ものの本などによれば、羽に住まう悪い虫達をやっつけるためのお風呂のかわりであり、単なるリラクゼーションではないんだそうです。まあ、確かに、夏の日差しは日光消毒にうってつけです。
それにしても、ふかふかのお腹がやわらかそう。触ると、指が羽毛に埋もれそう。