石けん4種 色くらべ

zabbon2006-10-03

9月は、キャスティールを2種類と、マルセイユを2種類作りました。
これらの主原料は、オリーブオイルですが、ピュアとバージンエクストラ、それぞれを使いましたので、全部で4個です。
それぞれの作った順番と開発コード名、そして材料は、大まかにいってこんな感じです。

キャスティール1号…ピュアオリーブオイル100%
キャスティール2号…バージンエクストラオリーブオイル100%
マルセイユ1号…バージンエクストラオリーブオイル 72%(+その他)
マルセイユ2号…ピュアオリーブオイル72%(+その他)

そして、写真は、
 ② キャスティール2号 ① キャスティール1号
 ③ マルセイユ1号  ④ マルセイユ2号

の順番に並べています。 (写真を撮る時に、キャスティール1号と2号を置き間違えたので、順番が逆になってしまいました。)
わかりやすいように、多少、明るさやコントラストなどの画像補整をかけていますが、ほぼ実物同士の比較と一緒です。
油の違いで、できあがりの色って、こういうふうに違うんだな、という発見があります。それから、全体的に、黄色系統の色ができるようなので、今後、デザインや色を考える時には、そのあたりも覚えておいた方がよさそう。
また、それぞれの正式な色の名前を、ネットで確認しようとしましたが、ディスプレイによる違いがありそうだったので、やめることにしました。
意外だったのは、一昨日の「ざぼん」にも書きましたが、④のバージンエクストラを使ったマルセイユ2号の色で、もっと白くできると思ったのですが、こんなもんだ、ということがつかめました。
また、ココナツオイルやパームオイルが入ると、ピュアだけのに比べて、若干、透明感が加わるできあがりになるみたい。この現象、前に、ジェル化のせいかも…と書きましたが、今回は、油の温度を38℃以下を保ったので、そのせいではなさそうです。
ただ、他にも可能性はいくつかあって、鹸化中に石けん内の温度が45℃以上になった可能性もあるし、やっぱ、他の油に由来することも考えられます。それを検証するには、また、何回か、主題を設けて、トライ&エラーを繰り返さないと答えが出せないかな、とも、思ってます。

あと、石けんに名前を付けるのも悪くなさそうです。
ブランド名は、とりあえず「ざぼん石けん」。
そして、それぞれの固有名は、たとえば、③などは、「黄バラのため息」なんてのも、いいかも。ローズの精油を巡るいきさつは、やっぱ「ため息もの」でしたので。 (別に、1本、ン万円もするようなのを使ったワケじゃないんですがね…)