鰹の漬丼

zabbon2006-11-12

鬼平舌づつみ」という文庫本を本屋さんで見つけました。(でも、「はまぞう」には載っていません!!)
題名から推察できるとおり、鬼平犯科帳に出てくるおいしそうな料理を再現、そのいとも美しい画像と共に、あれこれつづられている、というものです。1つ1つの料理を手がけたのは、東京・四谷の「割烹万作」のご主人。いやぁ、粋なこしらえが次から次へと…。作り方も、簡単ではありますが、書いてあります。
これを行き帰りの通勤電車で眺めていると、ついつい顔がほころんでしまい、ハッと我に返り、周りを見回したりなどします。
だって、この珠玉のお品書き。しかたないっしょ。…ま、酒の肴的ではありますが。
 ハゼの唐揚げ
 蛸の塩茹でと蒸し里芋
 秋刀魚の一夜干し/栗ごはんと割干し大根のゆず味噌
 鰯の菊花和え
 青柳の小鍋立て   云々…

そして、この本に載っていたのが鰹の漬丼ですが、当初、来週あたりに実行するつもりでした。でも、スーパーで、脂がたっぷりのった戻り鰹の刺身を見つけたときたら、そうそう見過ごすわけにも行くまいて。
ということで、即、実行。
漬けのタレには、レシピにあったお醤油とお酒に加えて、すりごまとしょうがも加えました。 
幸せな日曜の晩ごはんでした。(*^_^*)