マルセイユ8号(初の芸術品狙い?作品)

zabbon2006-11-23

石けん作り・企画会議の光景。
つい先日、「結果オーライ・マルセイユ」を作ったばかり、ということもあり、頭の中には、「次は、ワタシを作ってよ。」という、zabbon由来のアイディアの卵はない状態です。
でも、ネットサーフィンをして、「こんなの作れたらいいなぁ」という、世にも美しい石けん達の数々が、頭の中にたくさん残っています。
ここはひとつ、これまでの路線とは少し変えて、アーティスティックな作品を作ろうではないか、と1人、気合いを入れました。
ところで、最近、目から鱗、と驚いたのは、石けんの頭の部分(型入れした時の表面のところ)に、コンフェティを置く手法。 この部分、どうしても、食パンに例えれば「パンの耳」のようなところ。 なので、時と場合によっては切り取らざるを得ない邪魔な部分でしたが、そこを逆手に取り、オシャレに変身させているワザの鋭さに目を見張りました。
うん、やはり、これをぜひ、取り入れてやってみたい! マルセイユ8号で試みてみようではないか。幸いなことに、手元には、トライアルの残りの石けんがいくつかあります。
それだけではありません。トライアルの残りといえば、奇跡のようなピンクの石けんもあるんです。(写真中央)
これは、ローズヒップでトライアルをした時に、小さい牛乳パックで作っておいたものですが、しばらく放っておいたら、空気に触れなかったせいか、発色がきれいにしあがっています。これを、「コンフェティ」(この言葉もネットサーフィンで知りました)というものがあったぞ。 このピンクの石けんは、コンフェティにしよう…
それから、インスタントコーヒーで色づけする、というのを前からやりたかったんだよね。じゃあ、それも、やってみるか。
などなど、思いめぐらし、使う油や分量を決め、イメージ画まで描きました。

そして、気合い十分で仕込み、型入れをし、19日の日曜日に型出ししました。
ものすごくワクワクドッキドキでした。
しかし… 型から出てきたのは、↓これでした。
 

ちと、企画倒れ(涙)。
何が一番まずかったかというと、やはり、底に流したインスタントコーヒーで色づけした濃い茶色の石けん生地です。思った以上に濃い色に変わってしまったのと、上の黄色い生地と、いやぁな感じに混ざってしまったところが敗因。
これは、トレースが足りなかったのと、もう少し、やさしくていねいに、黄色い生地を重ねればよかったみたい。今度は、ちゃんとスプーンを使おう。
頭の上に飛び出ているコンフェティも、なんとなく中途半端だし。(ここだけシャネル19番の匂いがするところも、なんともいえない)
あと、コンフェティ。せっかくのピンクなんだからハートにすればよかった、と後から後悔。なんで四角くしちゃったんだろう。作った時は、四角い方がクールビューティかな、って思ったのです。
まだまだだなぁ…。
でも、作っている時は、すんごく楽しかった!
目上の方などのよそ様には、さしあげられないけど、一緒に笑ってくれる人にあげて、一緒に笑ってもらおう!