ブレスベン滞在記①

zabbon2007-02-07

現地から、携帯メールで日々のできごとをライブで綴ろう、などというパフォーマー的出来心は、「はてな」の 陰謀  いえいえ、メンテナンスのおかげさまで、たしなめられる結果となりましたが、いざ、ここに、ふりかえりつつ、ポチポチ、記していきます。
今の季節、オーストラリアは夏ですが、ブレスベン街は亜熱帯に位置しているので、よりトロピカルなんではないかと思って、訪れました。
テーマは、 「花鳥風月」
街や公園を散歩し、緑の深さと風のささやきに耳を傾け、そして、野鳥にエサをやり、戯れることです。
ですので、この街がゴールドコーストの玄関口であるにもかかわらず、そちらには見向きもせず、なんと丸3日も入り口のところでウロウロしていたことになります。


でも、ホントに散歩にはうってつけの街だということが、着いてから確信できました。
ブレスベン川にぐるりと周りを囲まれ、街のあちらこちらにボタニックガーデン(←固有名詞ではなく、植物園のことです。生まれて初めて知りました)や、公園があります。公園には、街中の人が全員、その日の気分で集まっても、まだ余るくらいのバーベキュー場があります。
 


熱帯の樹木や草花がたくさん!ワサワサと音を立てて、空を目指しているかのよう。
こんな大きな木も、フツーにあるのが不思議です。日本じゃありえない大きさです。わかりにくいですが、写真右下に小さくあるのは普通のベンチです。 「この木、なんの木」の木みたいです。
 

全部の木がこんなにりっぱなわけではありませんが、街全体に木陰が多いので、30℃前後あっても、暑さをあまり感じません。
周りを自然に囲まれ、街にも木々を豊かに植樹すると、大きな都市でもこんなに快適なることをあらためて知った気がします。そういえば、記憶に残る昔の日本の市街もこうだったような…。 やっぱ、毎年のヒートアイランド現象って異常です。普段、慣れてしまっていると忘れてしまいますが。


でも、自然だけではなくて、街も小さいながらも充実。3日間滞在の旅行者でも十分に見て回れる大きさですし、建物もイギリスの雰囲気を持っています。

クイーンズ・ロードという歩行者天国の繁華街には、日本でもおなじみのお店も。
これは、手作り石けんのお店の「LASH」です。

おおっ!こんなところにもLASHが!と喜び勇んで、お店に入ります。あわよくば、きっと日本よりも安いだろう、そしたら、ホテルでバスボムが使えるぞ、しめしめ、などと心躍らせます。
しかし、そのもくろみは、あっけなく崩れ去ることに。
普通のバスボムが700円前後、石けんも一番安いので5〜600円。
感覚的には、日本の製品よりも1〜2割程度高い値段です。わざわざここで買わなくても…。LUSHのバスボムでリッチにお湯につかる夢は、潰えて山河あり(涙)
で、お金の話ですが、空港で両替をしたところ、1A$=103円くらいでした。2006年版のガイドブックには、約90円となっていたので、円安になってしまったようです。ま、そりゃ、厚生大臣ともあろう立場の方が「女の人は子供を産む機械だ」とか「子供2人を持つことを望むのが健全だ」などと言っているような国なら、国力が落ちてもしかたないな、と思います。他の大臣には向いていても、こと、厚生大臣には…という「適材適所・向き不向き」だけのことかもしれませんが、考えようによっては、大臣自ら、ジェンダー発言の悪事例を作り、国民の意識変革を促しているのかもしれません。
…話がずれましたが、お金です。
オーストラリアのお金。異邦人には辛ろうござんす。
だって、日本に例えると、2円玉とか、20円玉とか、200円玉とか、そういう「2」がつくコインがあるわけです。それだけ計算がややこしくなるし、種類が多くなって見分けがつかなくなるし。お金を払う時、いつも、右往左往。そして、結局、コイン単位の支払いは、おサイフから全てのコインを取り出して、手のひらにのせ、お店の人にチョイス&チェンジしてもらう、といったことで終始しました。
↓こんな感じに。

こんなzabbonは情けないですが、一方、オーストラリアの方々って、なんて親切で、しかも信頼できるんでしょう!
旅は道連れ世は情け、です。(かつ、よく見分けがつくなぁと、感心もしましたが)

そうそう、冒頭の写真は椰子の木です。しかも、どうやらパーム系。こういうところにお住まいだったのね、なんて話しかけてしまいました。