ブリスベン②コアラ&カンガルー

zabbon2007-02-10

オーストラリアといえば、コアラとカンガルー。
この方面も忘れてはいません。っていうか、メインイベント。
オーストラリアには、コアラに会える動物園があちこちありますが、抱っこさせてくれるところは案外少ないのです。
でも、ここ、ブリスベンから、バスで30分くらい行ったところあるローンパイン・コアラサンクチュアリでは、コアラ抱っこ写真をとってもらえるんです。
当日は、バス停探しにウロウロと30分以上さまよって、(だって、「地球の歩き方」の情報が間違っているんだもの。さんざんウロウロ探してしまいました。)、バスに乗り込みます。
前日と違って、今日はいいお天気。
バスの窓から見える、街並みも街路樹も河も道路も道路ぎわのお店も芝生も空も、みんな明るく眩しいばかりです。
コアラサンクチュアリも同じで緑と木漏れ日がキラキラ美しいばかりか、たくさん植えられているユーカリの木からいい香りが立ち上り、吸い込む空気がみんなさわやかで香ばしくて、いい気分。
ここにコアラが住んでいるのです。
で、さっそく、メインイベントです。
   コアラ、抱っこしました!

まだ、大きさからすると、大人になりきっていないせいか、あるいは、昼間だからか、トロンと眠そう。(そう、コアラは夜行性の生き物なのです)
写真を撮る位置に立つと、係の人から、両手の手のひらをお腹の前で組むように言われます。そこに、コアラをそっと乗せてくれるのです。おっとりしたコアラは、初対面にもかかわらずペタっとくっついてきてくれて、なんともかわいい。思ったよりも重たいなぁ、と思いました。
撮影中は、かわいくて嬉しいと思いつつ、大事なコアラを落としたりしないように、と少し緊張したりもしたので、あっという間に終わってしまいましたが、後から写真を見ると、なんてかわいい生き物を抱っこさせてもらったんだろうって、しみじみと新たな感動が…!
その後、コアラの飼育施設を見て回ります。
コアラのキンダーガーデンや、中坊(くらいのコーナー、男子独身コーナー、女子コーナー等々、ライフステージに併せたグループ分けがされているのが、なんだかおかしかったです。


そうそう、ローンパイン・コアラサンクチュアリにはカンガルーもいて、しかも、エサをあげながら、触れ合うことができます。
カンガルーの方は、広々とした芝生とちょっとした木立のある「カンガルー牧場」のようなところに、いくつかの家族が放し飼いになっています。種類も2〜3、いたみたい。たぶん。
ここのカンガルー、お客さんから常にごはんをもらっているせいか、エサを見せても寄ってきません。そこで、写真のように佇んでいるカンガルーの口元に、エサをあてがってやると、やっとのことで、しかも、しかたなさそうに、食べ始めるのです。(「うまくもないけど、まぁ、くれるってものはもらっておこう…」っていう感じ。)
ま、1A$(=約100円)のエサは、ドッグフード様で、確かにおいしくなさそうなのはわかりますが…
で、エサをあげると、手のひらも一緒になめられてベロベロになります。うーん、と考えた末、「よしよし」とカンガルーをかわいがって頭をなでるフリして、ゴシゴシ拭いてしまいました。
カンガルーの頭はハンカチ代わり。せっかく食べてくれたのに悪いことしちゃったかな…。ごめんね。