ねこに会う

zabbon2007-02-12

この度の三連休。
例年だと、寒さがもっとも厳しい時期に当たるため、ホットカーペットから身をはがすことがなかなかできず、従って、常に姿勢や目線が低く低く、となりがちですが、今年は、未だかつてないと言われている暖冬。
3日間、ずっと雲ひとつない青空の天気良好の日が続き、自然、足は何かと外に向かいます。
そして、鳥や花や樹木にも会いましたが、ねこにも会いました。
このねこは、近所の飲食店で飼っているねこ。
このお店ではご家族揃ってねこ好きなので、飲食店であるにもかかわらず、3匹もお育てになっています。ねこ好きにはたまりません。
店に着くと、まずは入り口のところで1匹、お出迎えしてくれます。前足をお腹の下に入れるリラックスモードの座り方で「にゃぁ〜」と挨拶してくれます。
席に着くと、常に10センチほど開いている扉から、やはり、にゃぁ〜(リンリン←鈴の音)と鳴きながら、入ってきます。そして、厨房に入り、そこからカウンターにひょいと飛び乗り、ガラスケースの上でくつろぎます。飽きると、ひらりと飛び降り、床を急ぎ足で歩き回ります。その間、他の2匹も、出たり入ったり、階段を昇ったり降りたり。
ねこの動きは、しなやかでかろやかで素早くて、体重を感じさせません。地球の引力から解放されている唯一の生き物といってもさしつかえないでしょう。犬よりよほど、メタボリック的な身体つきをしているのに実に不思議です。
この写真は、ヒモをチョイチョイをゆらせて、ご本人の興味・関心を惹いたところ。
フラッシュをたくとかわいそうなので、暗めに映っていますが、そのため、黒い瞳がきれいに映っています。ねこの魅力はやはり、夜の大きな瞳です。


そして今日。
お散歩途中の、とある橋のたもとの小さい空き地でみかけた白ねこ。

白いので、誰が見てもすぐ見つけ出せるくらいに目立ち放題なのですが、そんな小さいことを気にもせず、お昼寝爆睡中です。 実際、見つけてから、カメラのシャッターを押して立ち去るまで、全く動きませんでした。 そりゃ、これだけポカポカ暖かかったら、さぞかしいい夢をご覧になっていることでしょう。
そういえば、先々週、同じ橋のたもとの斜め向かい側に、同じように冬のシェスタを楽しむ黒ねこに会ったっけ。しかも、2日続けて。橋を挟んで、黒と白のねこが、それぞれシマを張ってるなんて、気づいた人間はzabbonくらいかもしれません。
ねこはねこなりに、それぞれの三連休を楽しんだようです。zabbonも一句。
 「ねこシェスタ ぬくぬく包む 空の湯たんぽ」