zabbon的 ハッピー・バレンタインデー

zabbon2007-02-14

初雪がないまま、春一番が吹いた今日は、楽しいバレンタインデー。
例年なら、バレンタインなど、くだらねぇと蹴飛ばすべきシロモノなのですが、今年はなぜか気が変わり、実施することに致しました。文字通り、風の吹き回しかと思われます。
今回のバレンタインデーの対象は、zabbonをめぐる人々。
そう、職場のグループの面々です。
このグループには、スタバのフラペチーノが大好きなAおじさま(上戸)もいますし、先日、アイスクリームをごちそうしてくれたBおじさま(下戸)もいます。そして、「働きマンスイッチ」のせいで泣かせてしまった同僚Fさん(上戸)もいます。
そして、全メンバー6名で宴会をする時は、アルコール傾斜をかけることになりますが、仕事はもとより、重たい荷物を運んでくれたり、一緒に遊んでくれたりと、非常にお世話になっているので、たまにはサプライズでも…と、ワクワク計画を練り上げました。
今回、目をつけたチョコレートは、生チョコレートで有名なROYCE'ポテトチップチョコレートです。一見、舶来チョコかと見まごうネーミングと雰囲気ですが、「ロイズ」と読む、れっきとした国産(北海道)のメーカーなのです。
出会いは口コミ。
昨年末、当グループのC兄さん(下戸)が札幌に出張した際に、zabbonがROYCE'のチョコがけクッキーをお土産にお願いし、買ってきてくれたのですが、それを見た同僚Fさんが、「このメーカーのポテトチップチョコレートが、ものすごくおいしいんだよ。」と教えてくれたのです。
最初は、ポテトチップにチョコなんて、下手な冗談かと思いましたが、どうしてどうして、試しに食べてみると夢中においしい! チョコを旗頭に据えてるメーカーだけあって、チョコレート自体がまず上質でおいしいのです。それがフワリと口に広がると、間髪入れずに、塩味ポテチがサクリと楽しい食感。
これを人に知らせずして、いかんとする!
ということで、バレンタインデーの贈答品は、ROICE'のポテトチップチョコレートに決定!
全部で5個購入。同僚Fさんは女性ですが、泣かせてしまったことがあるから、というわけではなく、いつもお世話になっているので、当然、一緒です。zabbon自身にも買おうと思いましたが、そんなに自分を甘やかすこともなかろう、とチョイがまん。 
このことは、みんなを驚かせたかったので、もちろん誰にもナイショです。
そして、バレンタインデーの今朝。
zabbonは、始業前に職場に立ち寄ってから外出しなければならなかったので、その時にみんなの机の上に、そっと置きます。目立たないよう、会社の事務用封筒 (旧バージョンなので、廃棄予定物の有効利用ということになります) に入れました。 みんながどんな顔でチョコと対面するかが見られなくて残念。でも、想像するだけで楽しみです。
…と、外出先でのこと。
C兄さん(下戸)から、一通の携帯メールが舞い込みます。それには何と…!
  「zabbonさん、チョコレートありがとう!とても嬉しいです。
   そうそう、Fさんからももらったよ。同じロイズのポテチチョコです。」
と!
えええ?なんと!
びっくりです。zabbonがあげたポテチチョコと同じのを、同僚Fさんもみんなに進呈されていたとは!
同僚Fさんからは、何も聞いていません。
ってことは、男子4名、ポテトチップチョコレート×2個、ゲットしたってわけ〜??
これはこれは! 
大笑いです。
結構、この箱、ボリュームと存在感があるし、食べるとそれなりの量があります。これを2個づつとは…!
絶句した方もいらっしゃるでしょう、途方に暮れる思いをした方もいらっしゃるでしょう、両手放しに喜んでばかりもいられない、と思った方もいらっしゃるでしょう。
外出先にも関わらず、おかしくて涙が出そうになりました。
ま、基本的に甘い物が好きな人ばかりなので、決して、深刻ではありません。 けど、職場に戻って、フェイス・トゥ・フェイスで、反応を見てみると、さほど嬉しそうでなかったのが、よけいおかしさを増幅させます。
Aおじさまに、「別に、示し合わせたわけじゃ、全くないんですよ」と言ったら、「これが、下打ち合わせありだったら、何かと思うよ」と言ってましたっけ。もし、知ってのことだったら、単なるいやがらせにすぎないでしょう。
でも、この結果を知ってから、これまでの道筋をたどると、こういう出来事が起こる伏線がなかったわけではありません。(おおありです。)
そして、何はなくとも、同僚Fさんとzabbonは大喜び。
同僚Fさんも自分の分は買わなかったんだそうです。だから、「もらえてとても嬉しい〜!」って。
zabbonも同じです。 実は、ものすごく食べたかったので、ものすごく嬉しいのです。
それにしても、同じ品物を同じ文脈で選ぶところといい、「みんなにはナイショ」というところといい、「自分はガマン」というところといい、思考回路が単純かつ似ているのも、笑えます。
こんな面白くて楽しいバレンタインデー、いくらzabbonでも、滅多にないことだと思います。
うちに帰って、家族に話したら、すごくウケてました。