ピンクピンクの花たち

故あって、記念日でもお祝い事でも何でもないのに、花束を頂きました。
ま、「『3月末で期限が切れるので、どう?』とオファーがあったので、素直にお受けした」といったいきさつによるものであり、一言で言えば、宝くじに当たったようなラッキー&おいしいできごとです。
それが、今日、家に届きました。
見てみたら、ガーベラ、バラ、ストック、カーネーションの4種類+デンファレですが、デンファレ以外は全部、ピンクのお花ばっかり!
多少、色の濃淡をつける、とか、相性のいい色の花を入れてくれる、とか、してくれてもよさそうなものですが、でも、これはこれで、きれいでいいかも。
フラワーコーディネーションは、人に言ったり見せたりできるほど得意ではないのですが、どうにかこうにか、2つの花瓶に分けて活けることができました。

お花に触れる+それが全部ピンク、がかけあわさると、軽くてふんわりとした、何とも言えない幸せな気分になってきます。 これが、ピンク色でない花とか、お花でないピンク色の何か、だと、こういう気分になれないんではないかと思います。
もしかして、お花を生けるって一種のセラピーかも。
植物に触れること自体がいいことだし(←ホントのこというと、切り花は悲しい感じがして、あまり好きではないのですが)、花びらの感触や色や香りを五感で感じるのも、理屈はわからないけど、とてもいいことだってことはわかります。 
セラピーって、自分の心に必要なのに足りていないものを補充するやり方と、自分の心には絶対要らないのにまとわりついて離れないものを解毒するやり方と、2通りがあるけど、今回は、きっと前者の方。
zabbonはきっと、ピンクのお花が必要なのに、身近になかったから、花瓶に活けてて、幸せな気分になったんだと思います。
たまには、きれいなお花に触れたり、あれこれコーディネーションさせるのもいいなぁ、と思いました。
そうそう、その後、お散歩に行った時に、河津桜がたくさん咲いていました。これも、ピンクできれい。空の青さとのコントラストが美しいです。

今日は、ピンクピンクのお花との出会いがありました。
ピンクは、春の色です。
そうそう、今日は、沈丁花の茂みでメジロが蜜を吸っているところを見ました。ピンクがかった紫の花とメジロのきれいな緑色との組み合わせが、とてもきれいで春らしかったです。それに、沈丁花が、メジロにとっては、おいしく食べられる花であることも意外な発見でした。