タナぼた紹興酒

zabbon2007-04-13

今日は、職場のフロアの席替えと引っ越しの日。
例のおバカさん6人グループが解散になることは、3月末には決定していましたが、いよいよ、それが本当になってしまうわけです。
6名の4月以降の運命は、Aおじさまとzabbon組とBおじさまと同僚Fさん組は、同じフロアだけど、シマが3つも離れてしまいました。そして、C兄さんとD兄さん組は違うフロアに行ってしまったので、そうそう顔を合わせられない仲となってしまい、みんなバラバラ。すこぶる残念。
午後からは、職場全員で仕事の手を止め、引っ越しの準備。
机周りの書類やら何やらを、段ボール箱に詰め込んだり、パソコンをネットから外したり、机を拭いたりで大忙しです。自分の机だけでなく、キャビネットの整理もついでにしました。
Aおじさまも、めずらしくご本人所管のキャビネット(鍵付き)を整理整頓していたのですが、そこから出てきたのが、紹興酒の入った赤い箱。写真には写っていませんが、赤いリボンが2個もついた贅沢仕様なものでした。
なんでそんなもんが、キャビネットから出てくるんだ?と思われるムキもいらっしゃるかと思いますが、そんなこと、さほど珍しいことではありません。
しかも、Aおじさま、だまって自宅に持って帰ればいいのに、わざわざzabbonのところに持ってきて「ホラ」といいます。
なので、「あら?どうしたんですか?」と聞いたら、「いつも行くお店でもらったんだよ」と自慢します。
「いいなぁ。」と最初のリアクション。このときは、とりあえず社交儀礼でした。
しかし、人の心は、いつ、どこで、どのように変わるかはわかりません。何やらムクムクと、この紹興酒が欲しくなってしまったのです。だって、箱から出して見せてくれたビンが丸くてかわいいんだもの。
ついつい「いいなぁ〜、欲しいなぁ〜」とかなりハッキリと意志を伝えてしまったところ…
そしたら。
「いいよ」ですって!
言ってみるものです!
Aおじさまの気持ちが変わらないうちに、すかさず「いいんですか?ありがとうございます!」と120%の笑顔でお礼を。(一応は、「いいんですか?」とは、きこえないくらいの小さな声で聞いてみましたが…)
…ということで、いいものを頂いてしまいました。引っ越しの恩恵です。
帰りは、多少の重さもものともせず、ホクホク、カバンを抱えて帰りました。
もちろん、今夜は紹興酒で乾杯。
すばらしい金曜日の晩でした。