タラとホタテのムニエルのトマトソースがけ

zabbon2007-05-20

天気予報の言った通り、本日は快晴。
カラッとした風がベランダからふんわりと入ってくる爽やかな朝でした。 今日のこの空気は、何もかも清潔に乾かしてあまりある力量を備えていそうです。
こういう地中海的気候の日の晩ごはんにふさわしいものは何かなぁ、うーん、と知恵を絞ろうとしたら、家族が「冷凍庫にタラの切り身が残ってるよ。これをムニエルにして、昨日買ったトマトでソースを作ってかけよう」と、すばらしい提案をしてくれました。
早速、開始。
最初に、トマトとみじん切りにしたたまねぎを炒めてトマトソースを作ります。 トマトソースには、バジルの生の葉っぱを大量に加えてあります。
それを煮込んでいる間に、タラの切り身に粉をまぶしてフライパンに放り込みます。 タラに華を添えるべく、ホタテも買ってきてあります。 本当は、貝柱の周りにベロベロがくっついたものの方が好きなのですが(っていうか、そのベロベロがすごく好き)、悲しいことに、スーパーで売っていませんでした。 しかたなく、貝柱だけのご登場、ということになりましたが、貝柱は貝柱なりに仕事をキチッとこなしてくれています。
魚介類の傍らに、マッシュルームとピーマンとアスパラも投入、揃って焦げ目が付くまで、じっくりフライパンを揺らします。
トマトソースとムニエル達の準備が全てできあがった最小のタイミングを迎え、いよいよフィナーレ。

料理ができあがりました。

トマトソースに埋もれてしまって、せっかくの魚介類がよく見えません。 トマトソースのお風呂を楽しむムニエル達、といった構図。
ムニエルの衣にトマトソースがしみ込んで、香ばしさとトマトのコクと酸味が絡まって、すんごくおいしい。 大量のバジルがいい味出して、驚くばかりです。 火を通したバジルって、生のと全然違う味わいになるもんだと、あらためて感心。 
いずれにしても、ビールが進む進む。 まさしく(いや、勝手なイメージかも知れませんが、)エーゲ海のお昼ご飯的晩ごはんです。
ビールでもいいけど、シャンパンでもよかったかも。次回は是非そうしよう、などと、飽くなき未来への夢を抱きつつ、ペロリと頂いてしまいました。