最新兵器の開発

zabbon2007-05-22

何やら物騒なタイトルですが、さほどのことはありません。
手作り石けんならぬ、手作りハンド&フェイスクリームを作るに当たって、長いこと「なんとかせねば」と思っていた問題の解決に至った器材を、zabbonなりに工夫してに作り上げた、というだけのことです。
しかし、「最新兵器」の名に恥じないすばらしいツールです。
このハンド&フェイスクリームを作り始めたのは、昨年末の頃のこと。 ここでの写真にあるように、材料の撹拌には、つまようじの持ち手の方を使っていましたが、どうしても油の重たさがクリームに残ってしまう点が不満でした。
この重たさをなくすには、水を混ぜたらいいのでは、と思いつきましたが、しかし、つまようじでは、どうしても水と油を混ぜ切れません。 つまようじを2本、使ってみました。それから、ドレッシング用の小さい泡立て器も使ってみました。 時間もかけてみました。30分もグルグルかき混ぜたこともありました。 でも、全くラチがあかないのです。
うーん、人力では全く以て歯が立たない。 
これがつまようじとミニチュア泡立て器に対する結論でした。 やはり、「水と油」の仲の悪さは半端ではありません。
では、石けん作りに使うバーミックスならどうだろう?と思いましたが、使う油の量が全然違うので、これまた却下。
要は、小型のバーミックスがあればいいのですが、世の中、そういうものはありません。
そこで、思いついたのがミルクフォーマー。 写真のツールです。amazonで通販しました。
これは本来、カップの中のミルクを泡立てるための道具なのですが、この器材の「スイッチを入れればグルグル回る」という点に注目したわけです。 でも、買ったものをそのまま使うと、ミルクが泡立つように、油も泡立ってしまいます。 なので(ここがzabbonの "工夫"のところなのですが)、先っちょの丸い輪の部分を覆っていたバネの部分をムリヤリ取り外しました。破壊王です。


そして、これで材料をかき混ぜるとあら、不思議。
水と油がきれいに混ざるではありませんか。 思った以上の成果でした。やはり、文明の利器というものは、さすがです。乾電池1個のパワー、侮るべからず。 おかげで、みつろうを使わなくても、なめらかなハンド&フェイスクリームができました。
現在、レシピと作り方を研究中。 今日はこんなのができました。
 

見るからになめらか。 香りは、最近お気に入りのアロマ検定に出てきた)ローズマリーと、ローズです。