新じゃがころころ

zabbon2007-05-24

毎年、この時期に出回るの新じゃが。
ある程度の大きさに育ったのもありますが、手に取りたくなるのは、やはりドロにまみれた、生まれたてホヤホヤのちっちゃい方です。
レジでお金を払う時に、お店のおばさんに「コロコロの肉じゃがにするとおいしいよ。」って言われましたので、その通りにしました。
しかし…!
口で言うほど簡単じゃない。すなわち、洗うのが。
最初は、ザザザっと洗えば終わり、かと思ってたけど、そうは問屋が卸さない。結局、ちっちゃい1個1個を金ダワシでゴシゴシこすることになりました。 努力と根性とねばり強さが培われましたが、やはり、芋洗いマシンが欲しいざんす。
肉じゃがの肉は、豚の三枚バラ肉を使用。 豚の角煮も食べたかったので、合体させたものを作れば一挙両得、との算段によるものです。
三枚肉は脂身がたくさんあるので、ショウガと一緒に下ゆでを1時間ほどします。 その後、フライパンにお肉とジャガイモを並べて、両方とも焦げ目が付くまで、ジャージャー焼きつけます。こうすると、肉の脂が落ちると共に、香ばしさが加わる一方で、ジャガイモには、豚の脂で下揚げをする効果が得られる、という、一挙両得+αの効率化&グレードアップが図れるのです。(と、やってみて初めて気がついた)
その後、おじゃがとお肉をお鍋に移し、甘辛系の煮汁でグツグル煮込むこと1時間。
こんなのができました。

食べてみるとイメージ通り。
甘こってりの肉じゃが+豚の角煮のおいしさがいっぺんに味わえました。
本来の肉じゃがもよかったかも〜、という心残りもありますが、しかし、これはこれで、いいんです。
「豚のかくにくじゃが」、でした。