不思議なキーウィ

zabbon2007-06-27

朝のフルーツは百薬の長と言いますが(いや、それは酒ではなかろうか)、朝一番に口に入れる果物の甘酸っぱさと汁気は、身体にとてもとてもやさしいものだってことがよくわかります。
そんなわけで、季節によって、あるいは、スーパーの販売意欲によって変わってきますが、朝の食卓には必ず果物をのせることにしています。
そんなある朝のこと、キーウィを切ってみてビックリ!
半分が緑色、もう半分が黄色をしていたのです!

…というできごとがあったら面白いな、と思うのですが、違います。 単に、種類の違うキーウィを取り混ぜただけのことです。
実のところ、黄色いゴールデンキーウィの方が酸っぱくないので好きなので、もっぱらこればっかり買っていたのですが、とあるスーパーで、ゴールデンキーウィがすこぶる高かったので(150円くらい)、買うのをやめて、100円弱だった普通のキーウィを買いました。 
ところが、この緑のキーウィ、すごくすっぱい。 涙が出そう。 買ったのをとても後悔。 砂糖をかけて食すも、すぐに化けの皮がはがれ、酸っぱい本性が牙をむきます。 思い出すだけで、口の中がキュッとしてきました…
泣く泣く、すぐに食べるのをあきらめ、1週間ほど、そこいらに置いておいて熟成させたところ、なんとか耐えられるところまで改善しました(但し、with 砂糖にて)。
と、悪口ばかり書いてきましたが、キーウィ本来のおいしさがあるのは、くやしいけど緑の方。 ゴールデンキーウィよりも味が濃いし、香りも高い。 
このすっぱさと同居さえしてなければ、これ以上の果物ってないと思うのですけど。 
ゴールデンキーウィって、こういうわがままなヒトの要望を受けて作ったんだろうなぁ、などと思います。 そのおかげで、こうして二色のキーウィを楽しめるんだもの。それはそれで、楽しいかな。
そのうち、オレンジや赤のキーウィを作ってくれるんじゃないかと、ものすごく楽しみにしています。