〜夏のおいしそうな石けん交換会・番外編〜 ラッピングの巻

zabbon2007-08-28


手作り石けんを作るということは、すなわちラッピングとも無縁ではありません。 しかも、はじめて参加させてもらった手作り石けん交換会。 これまでのように「まっ、いっか」で済んでしまうzabbon周りの知人・友人とはワケが違う方々との交換です。 石けんもさることながら、ラッピングも最善の努力を尽くさなければなりません。そう思い、いつも(のzabbon周り)の面々への気配りと配慮と知恵の巡らし方の倍以上の努力を致しました。
とはいえ、zabbonにできるのは、初心者向けの「きんちゃく」タイプのラッピングです。 主役のロールケーキ石けんには小さいバスケットを用意し、個別包装をした石けんを3個並べ、網走のお土産も添えて、白い模様のついた透明セロファンシートで、上の方をクイっとまとめあげたきんちゃく包みをしました。思いの外、かわいくできて我ながら満足。そのほか、この主役の石けん以外にもいくつか準備し、それぞれを個別包装し準備していましたが、ここで問題発覚。
これら、いくつかの石けん達をどうやってひとつにまとめたらいいんだろ…?。 箱を買おうにも、石けん達に最適な大きさがどんな寸法だかわからないから、ヘンなの買って来ちゃいそうだし…。 ということで、ここでも「きんちゃく」タイプラッピングの登場です。
でも、きれいな色の不織布シートを広げ、贈る品々を並べて包もう、という時に、ハタ、と気づきます。結び目を作る時に、どうしてもシートを重ね合わせ目がパカっと開いてしまうのです。
うーん、これじゃぁ、かわいくないなぁ、とここでまた包みを前に考え込みます。 …しかたない、ホチキスで留めざるをえまい、とパチンとしようとした寸前、「そっか、ここにリボンもくっつければいいんだ!」とひらめきました。 それが、中央の赤いギンガムチェックのリボンです。 ここまではバッチグーです。
次に、余った不織布をどうまとめあげるか、というところで知恵を絞る番です。 最初、ここは、飾りゴムでで結ぼうと思いました。でも、そうすると、不思議なことに、リボンも飾りゴムの両方ともかわいく見えなくなってしまうのです。 天に2つの太陽がいらないように、飾りの主役もひとつでいいみたい。
再び包みの前で考え込みます。そして、思いついたのが裁縫用の白い糸。これで不織布の端を束ねました。結び目は、すぐにほどけるようにちょうちょ結びにしましたが、糸なのでしっかり結べる点も発見でした。 その結果、束ねている糸は全く目立たずに、赤いギンガムチェックリボンだけが映える、我ながらほれぼれするようなかわいいきんちゃく包みができあがりました。
「おお、なんとかわいい!」と、思わずパチリと撮ったのがこの写真。これなら、きっと喜んで頂けるにちがいなかろう、と半ば、自己ウットリ状態。 こういうのを自画自賛的ふるまいというんだと思いますが、困ったモノです。
でも、石けんを差し上げたtoakonさんにもばきもとさんにも、ラッピングのこともほめて頂いて、とてもとても嬉しいzabbonなのでした。