不思議でかわいい景色

いつもの帰り道、通りすがりの景色がいつもとなんだか違う。普段ないはずのものがある。　でも、それがなんだかしばらくはわからない。けど、「絶対に何か違う」という違和感。　じっと景色を見直して、あらあら〜？って嬉しくなった景色。
それが、この写真。　
何だったのか、ちゃんと日記に書いておかないと、３年後には何だったか思い出せなくなっていそうな意表をつく景色。何も思い出せなかったら、たぶん「未確認飛行物体」って単純なzabbonは思うと思います。でも、そんなもんより、もっと希有で神秘的。
これは、ビルの上に月が乗っかっちゃった景色です。
普段から煌々と光が漏れて眩しいこのビル。でも、昨夜は月も一緒に、もっともっと煌々としていました。　だから、いつもとちがうって思ったんだなぁって、ひとり膝をたたきます。　自然の光と人口の光の共演。　でも、窓からの電気の明かりよりも、月の光の方が、眩しくて白くって澄んでます。　電気の光と比べてみると、何かしらのパワーがありそうなのが月の光。　パワーストーンに月の光を当てると、パワーがジャージされるといいますが、なるほどごもっとも。　銀色の粒子が白い光に混ざっていそうです。
大安吉日だった昨夜のこの月は半月。　半分のお月さまがお腹を上にして、光るお布団の上でちょいと一休みしているかのよう。とてもかわいい。　こんな不思議でかわいい景色、ビルの住人達は何も知らないと思うと、なんだかおかしい…。　　いやいや、偶然がもたらした類い稀なるこの景色に気がついたのは、もしかしたら、zabbonひとりだけかも。　ひょっとしたら、自分が思っているよりも、ずっとラッキーなのかも。　うん、きっとそうに違いありません。　なんだかとっても嬉しくなってきました。
この後、このお月様は空の散歩を続けたんだと思いますが、休んだおかげで、いつもよりも元気だったかも知れません。