12月の東京タワー・イルミネーション

zabbon2007-12-15

さかのぼること先週のいつぞやのこと。
ちょいと早めに終わった宴会の帰り、ちょうどいい感じに気分がよかったし、あんまり寒くなかったので、少し歩いてみることにしました。 ちょうど8:30pm前のことでした。 そしたら、目の前に見えてきた東京タワーに大きなハートが光っていたのでビックリ。 わかりにくいかもしれませんが、冒頭の写真です。
これまで、ピンクや青に染められた東京タワーは見たことがありますが、こんなのは初めて。いまだかつて見たことがないライトアップです。 「おおっ!」と思い、そっちの方向にそそくさと歩いていったら、イルミネーションで光るもみの木がたくさん植わっている公園に行き合いました。
増上寺の近く(大手町を背中にして向こう側)にある公園です。入り口から緩やかな階段を経て、辿り着く高台の広場まで、白く光るもみの木がずっと置かれてあって、それはそれはきれい。しかも、そこは東京タワー絶景スポット。さっきより近づいているので、大きな光るピンクのハートがより巨大に見えます。(左側写真)
わぁ〜、きれい〜!なんて眺めていたら、ハートがパッと消えて、タワーの半分から下のあたりが、赤・白・緑・黄色の星のような光でピカピカ点滅し始め、まるで、大きなクリスマスツリーのよう!(わかりにくいけど右側写真) 思わずビックリ!やるじゃん、東京タワー! 
それぞれの写真の手前の白やグリーンの光るもみの木は、公園のイルミネーション・ツリーです。

あとで、東京タワーのHPを見てみたら、「クリスマスライトダウンストーリー」というイルミネーションで、意味としては、「『午前0時、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見つめたカップルには、永遠の幸せが訪れる…』そんな東京タワーのライトダウン伝説をモチーフに毎晩20時ちょうどに東京タワーのライトを消灯し、フラッシュライトや大展望台のハート型ライトを用いて約30分間にわたり、音と光のライトダウンショーを展開。 」というものなんだそうです。
また、タワー・イルミネーションももさることながら、白く光るもみの木でいっぱいの公園もとてもきれいでした。周りに灯りがあまりなく月も出てなかったので、地上のイルミネーションが暗闇に映えて、夢の中の景色みたいにきれい。ついでに、公園の向こうの高層ホテルも、ビルの壁面に緑色の光でクリスマスツリーを描いていて、これもまたきれい。 ボーッと夢心地な気分で、そぞろ歩きました。 たまたま通りかかっただけなのに、いいものを眺めることができ、寿命が延びた思いです。
2007年、この一年間、頑張ったことも楽しんだこともたくさんありましたが、もう大詰め。あと2週間で終わりです。
この「一年の終わり」が見えて来る12月の気分って、「あと少し頑張ればこの期間は終えられて、区切りをつけて休める」金曜日の午後の心持ちに似ているなぁって思います。 
気分は軽く高揚し、仕事も家事もいつも以上の馬力でこなせられる特殊な時期。クリスマスがあったり、お正月の準備があったり、不必要に忙しいけど、この年単位スケールの週末気分で、日本国民全員がウキウキ&ダーッと走り抜ける1ヶ月。 走らなくちゃ行けないから走るのではなくて、みんな走りたいから走ってる。 何のかんの言っても、1年をしめくくるれるのって、そこから解放される気分で嬉しくて「師まで走る」んだと思われます。 
さて、あと2週間だ。zabbonもほどほどに走ろう…!っと。