インフルエンザ予防接種後遺症と救い主の話

毎年、この季節になるとインフルエンザ大流行説が巷に流れ、不安になるものでしたが、今年は、それを払拭し、明るい確信に満ちた冬を送ろうと、思い切ってインフルエンザ予防接種を打ってきました。先週の土曜日のことでした。
思うに、あの注射って、採血用の注射針よりも痛いんでねえかい? ビーズ用の裁縫針のような細さの注射針がちくりときて、その後、薬品が体の中に入っていく間中、ずっと痛い。繊細に痛い。か細く痛い。けど、確実に痛い。涙するほどじゃないけど、その時も後からも鋭く痛い。 zabbonは痛いのが嫌いってことがよく分かった注射でした。
で、インフルエンザ予防接種の後は、2〜3日、風邪っぽい症状が出るそうです。 そりゃ、インフルエンザ・ウィルスの薄いのが体に入ってくるわけだから、体だってバカじゃない。 一生懸命、発熱したりして抗うわけです。
ということで、今週はずっと、ボーッと風邪っぽいまま、しかし、寝付くこともなく日常生活を送り、ええ、まぁ、しんどかったわけです。 が、こういう時にも救いの手が現れるものです。
その1つがこれ。リコリスルートというハーブティの一種です。
初めて目にし、手にしたものでしたので、下さった方に聴いてみたところ、甘みのあるお茶で、風邪の初期症状や疲労・花粉症にも効くんだそうです。
早速、飲んでみたら、おやぁ?どこかで知ってる味。甘いのに、何やら薬草っぽい味わい。おお!そうだ、これは甜茶だ!と膝を打ちます。 でも、甜茶バラ科で、リコリスルートは甘草だそうだから(←にわか仕込みのネット知識)、あまり関係はなさそう。 けど、味はほとんど一緒!甜茶も花粉症に効くお茶ですが、甘み成分が同じなのかも。 でも、温かくて甘いものって体がほかほかになるので、風邪気味にグー!でした。


次に登場してきたのが、ゆず。
写真ではわかりにくいですが、ここで話題にしたいのは、手前の器量の悪い2個の方です。 このゆず、近所の歩道を歩いていた時に、露天の八百屋さんで売っているのを見つけたものです。 なんと、お値段、10個くらいで200円、という信じられない価格でした。 
折しも、前日、スーパーで、1個150円のきれいなゆず(写真後ろの1個)を買ったばかりで、しばし迷ったのですが、一袋、買っちゃいました。
そしたら、このゆず達、香りがすごーくいいんです。お日様と風をたっぷり浴びて、元気にワンパクに育ったという感じ。スーパーのゆずと比べると明らかです。 これは独り占めするのはもったいない!(そもそもzabbon宅だけでは使い切れない!)と思い、会社に持って行って、同じグループの3人に「ゆず湯に入って風邪予防をしてね!」と差し上げました。 みんな、よろこんでもらってくれ、しばらく机の上に置いておいてくれたのですが、それだけでもいい香りが漂ってきます。 うちのグループ長のGおじさまは、「これ、いいにおいがするんだよね。」などと素直に喜んでくれたものなので、誠に嬉しく思いました。
冬至は22日の土曜日、明日です。うちでもカボチャを食べて、ゆず湯に入ることにします。