夏の涼味 黒豆よせ

今週末は、関東地方も暑い夏日になるんだとか。
いよいよ夏の本格到来。 梅雨明けも今年はいつもよりも早いのかも。
季節の移り変わりは、とどまることを知らず、かといって、歩を急ぎ進ませ過ぎることも知らず、倦まずたゆまず。
先日、友人が「夏らしいお菓子を見つけたよ」って、くず菓子の詰め合わせを贈ってくれました。 贈ってくれたことを全然知らなかったので、「ピンポーン」って玄関のベルが鳴って、届いた小包に「?」がいっぱい。 
思わず「誰からだろう」って、言ったら、「どこそこの○○様からのお荷物です」と、宅急便のお兄さんが嬉しそうに解説してくれました。それがスペシャルな贈り物だってことをしっかり知っているかのよう。
もしかしたら、宅急便の係の方って、毎日、たくさんの荷物に触れるうちに、それぞれに込められた贈り主(もしくは送り主)のハートの温かさとか、心模様とかを、知らず知らずのうちに感じ取ることができるようになるのかもしれません。 そして、「これはあったかい」って思えるような荷物に行き当たった時は、「こういうのを届けるのって、なんだかいいよなぁ〜」などと思いつつ、運んでくれてるのかも。  
とにかく、zabbonの手元に届いた荷物は、宅配便の係の方には、わかりすぎるくらい温かい贈り物だったことはまちがいありません。 だから嬉しそうに解説してくれたのでしょう。
贈り物は「菓匠 清閑院」さんの涼しいお菓子。 くずきりやみずようかんや黒豆よせが一緒になっている詰め合わせです。 くずきりは、黒糖蜜バージョンと宇治抹茶バージョンがあって、ところてん付きのような道具で、ギューッと押すと、見た目も涼しく、のどごしも心地よいくずきりができあがるの楽しい余興。粋というものです。
写真はくずきりではなく、黒豆よせですが、これもまたべらぼう旨い! 本来なら、きりりと冷やした冷酒と一緒に…という極楽道を楽しむのですが、まだ禁酒期間中なので、それは今後の課題にし、冷たいお茶で頂きました。それでも尚、あまりあるおいしさ! 「目が見開く」とはこのことです。
でも、贈り物って、おいしいのはもちろんのことですけど、一緒にやってくる贈り主さんの気持ちが何より嬉しいものだなぁって思います。 
本当にありがとうね〜! まだ、半分残っているので、これからの夏の日に楽しませて頂きます。
また会おうね!