萬應白花油 (White Flower Embrocation)

これは、「人体実験の会」などのくくりにするには、まさに恐れ多い、中国四千年の歴史を秘めた秘薬・秘アロマです。
先日、台湾旅行に行ってきた友人から、「いい匂いで、頭痛にも効くよ」お土産に頂きました。
入っているアロマは、薄荷冰=ミントエッセンス、冬青油=ウィンターグリーンオイル、按葉油=ユーカリオイル、樟脳=しょうのう=カンファー の4種類のようです。

ミント・ユーカリ・カンファーは、知らぬ顔ではありませんが、ウィンターグリーンオイルは初対面。でも、かのタイガーバームにも相通ずる香りがあるので、きっとそれがこれの正体に違いありません。
そんなこんなで、この香りを一言で言えば、欧米的タイガーバームといったところでしょうか? ああ、地球は丸く、そして東西は近く身近なもの同士になったんだなぁ、などという感慨にふけってしまうような香りです。
肝心の効能は、頭痛にしっかり効きました。"パソコン使いすぎ由来の午後3:00眼精疲労"から来る頭痛には、リフレッシュメントの効果があり、絞るところがないと思っていた余力を振り絞ることができました。(それはそれで辛うござんす) そのまま嗅いでも、こめかみにつけても、ディフューザーに仕込んでも、どれもこれもみんなとてもいいです。
しかし、風邪気味にも関わらず、過酷なデスクワークに果敢に立ち向かい、耐え忍んでいる友人に試してみたところ、やはり、タイレノールの方が効果があったとのこと。
このような民間療法には、おのずと限界があるようです。が、病気というものは、民間療法が効く範囲内で直してしまうことこそ大切!と悟りました。