白玉団子めちゃ旨し

zabbon2010-04-11

桜が散り始めました。はらはらと落ちてくる花びらが、雪のようでとてもきれいです。近所の運河では、水面に花びらが吹きだまっていて、それがピンク色の絨毯みたいになっていました。
桜は本来、花びらが1枚1枚、分かれて散るというのに、なぜだか椿のように丸ごとぼとぼとと落ちているものがありました。それも、次から次へとはらはらと上からくるくる回りながら落ちてきます。地面にたくさんの星が落ちているみたいです。
でも、知ってます。この犯人はすずめです。すずめは甘い物が好き。桜の蜜も大好き。だけど、ひよどりやめじろのように舌が長くないから吸えないのです。だから、花を丸ごとかじり取り、根元の部分を蜜ごと食いちぎった残りが、この丸ごとの桜の花なんです。
食いちぎっては放り投げ、食いちぎっては放り投げ、悪いコだけどかわいいです。
おやつに甘い物でも買おうかな、とおはぎ屋さんを眺めていたら、急に白玉団子を食べたくなりました。でも、売ってなかったので、あんこの缶詰だけ買って、家で作ることにしました。
日曜日だから手作りしようかなって。
4月の白玉団子は珍しいかもしれませんが、こういうおいしいものは、いつでもどこでもノープロブレムなのです。めちゃ旨し、でした。
あまったのは、明日の朝ご飯にします。月曜日の朝には、こういう楽しいワナをしかけておけば、効き目があるのです。