シリコンモールドで作ってみる

4月になりました。新入社員の右往左往する姿が駅や街角の随所で見られる、うっとおしい時期となりました。(が、今年はやっぱり少ないかも)
で、zabbonも石けん作りに新しいツールを導入しました。シリコンモールドです。
作ったのはスギナの石けん。温抽出で1時間+1日の冷抽出。この順番には意味はありません。温抽出した後、力尽きたので、その後の作業を翌日に持ちこしただけの話です。たいがいそんな感じです。
500gのオリーブオイルに対し40gのスギナ粉を使ったら、なんと20%も損失が発生しました。できた抽出油は400gくらいしかありませんでした。その分、濃い緑色の石けんができました。
で、シリコンモールドですが、石けん生地を流し入れると牛乳パックで作った時みたいに、脇が膨らむんですな。それを共売りのモールドの整形機能を兼ねたフタでえつつ、形を整えつつ、表面に空気が入らないようにそれを装着するわけですが、熟練の技が要求されるワケで非常に難しい。また、2日後にフタを外す際には、これまたばっちくなってしまいます。工夫がいるところです。
でも、全体を出す時にはとても楽ちん。プッチンプリンのように、でっかい固まりがぼん!と型から出てくると誠に嬉しいものです。
さて、明日は、これのカッティング。新しいことは楽しいことなのです。