防災訓練の日

今日から9月です。9月だというのに、蜃気楼立ち上る猛暑が続いていて、信じがたい思いと絶望的な気分が交互にやってくる今日この頃です。
ところで、本日9月1日は防災訓練の日でした。最近は、大地震避難訓練が生活者だけのものではなく、風潮として、会社などでも行うようになってきたようで、弊社でもその流れに沿った日となり、zabbonには非常階段を逃げる役割があてがわれました。
逃げる役割と言っても、ただ逃げるだけではなく、ルールがあります。
ハンカチを口にあてること、サンダルじゃなくて靴にしなさい、2列に並んで整然と静かに降りること、ニヤニヤするな、おしゃべりするな、等々。
ま、当たり前のことですが、日頃からまじめ1本やりなzabbonは、すべてちゃんとルール通りに実行しました。サンダルだってそうです。数年前からイザという時のために、ロッカーに潜ませたまま、これまで一度も使ったことがない、使い古しの運動靴(靴下付き)があるのですが、それを履いてみるのにちょうどいい機会だったので、着用に及びました。
しかし、いざ、逃げる時のこと。靴底が滑って、うまく歩けない〜。歩くと転びそうで怖い〜! 非常階段も手すりにつかまらないと怖くてだめ、廊下を歩くにも油断するとひっくり返りそう。くわばらくわばら…
…という、思いも寄らぬ事態が発生したのです。使い古しの靴だもんだから、靴底がすり減っていたのです。考えてみるまでもなく、当たり前の現象ですが、それを履いていた当時は、滑る靴に慣れていたからでしょう、気にもせず、気がつかなかったのだと思います。
非常用に準備しておいた運動靴が使い物にならなかったとはなんてこと!早速、ちゃんとしたのに取り替えなければ、と決意した本日の防災の日でした。
ちなみに、自分がいるフロアの消火器の数と場所、記憶と全然ちがっていたので、ちゃんと確認するのも大事だってことを学びました。