草木染めに挑戦

相変わらず暑い日が続きます。クーラーの効いた部屋を出た時に、むわぁ〜っと体にまとわりつくものにも、なんとなく、慣れてきた気がします。もしかしたら、本当に秋が来たら(来ることなんかあるんだろうか)、このまとわり小僧が懐かしくなったりするのかもしれません。
この暑さ、9月末まで続くんだそうです。それまで石けん作りもお預け。でも、何かしらアロマ的なことをしてみたい…、という欲求をくまなくかなえてくれたのが、草木染めでした。
草木初めだって、れっきとアロマ。しかも、人体に悪影響を及ぼすことはほぼゼロ。とっても安全な「アロマ人体実験の会」の活動ができるのです。
これぞ新規分野の開拓。閉塞感打破。すごいぞ、zabbon。
こんなのを作りました。枇杷の葉っぱで染めたハンカチです。
下にある白いのが染める前のもの。綿と麻の交ぜ織りです。その昔の昭和の時代、祖父がスワトーのハンカチで商売をしていた頃の名残が、実家からわんさか出てきたので、これを何とか生き返らせたくてやってみました。
枇杷の葉っぱは、ベランダの植木鉢から拝領しましたが、思いの外たくさん必要だったから、もう二度と、うちの子から葉っぱをもらうわけにはいきません。なので、現在、あちらこちらの公園や庭先を、妖しげ目線で探しているわけです。
枇杷の葉っぱで染めると、なんてまぁ、きれいなこと。鴇色とでもいうのでしょうか。ピンクとオレンジの間のような色。水に濡れると、より一層ピンクが濃くなって、もっときれい。
日本の色、和の趣のこのハンカチで一日過ごすと、とっても幸せな気分になれます。