食べるラー油で冷しゃぶ

最近の食のトレンドと言えば、「食べるラー油」。
なんでも、スーパーからあっという間に消え失せたり、石垣島の有名なラー油屋さんに長蛇の列ができたり。かと思えば、ラー油だから高カロリー。おいしいからって、ごはんにばかばかかけて食すると大変なことになってしまいますよ、なんて情報も見聞きしたりもします。
けど、今夜の晩ご飯の冷しゃぶでも、危険水域とされる「ビン半分の量」をやっぱりかけてしまいました。ほうら、こんなかんじ。
おいしそうでしょ、冷しゃぶ。
お肉の下には、もやしとレタスが敷き詰められています。もやしは、豚肉を茹でた後に残ったゆで汁で火を通しているので、旨味がしみこんで、とってもおいしく仕上がってます。
けど、画竜点睛は、なんといっても、食べるラー油。このカリカリした具だくさんがおいしいんですのよ〜。ほほほ。
このラー油、昨日、妹のponkanからもらいました。銘柄は、SB食品の「ぶっかけおかずラー油」。永谷園のもあったんだけど、私はこっちの方がなんか好き、と自らの嗜好もさりげなくアピールしながら、プレゼントしてくれました。しかも、なぜか「Merry!X'mas」と書いた紙袋入り。いいわぁ、真夏のクリスマス。
ponkanは、東京にほどちかい神奈川のニューファミリーが多い地域に住んでいるのですが、聞くところによると、若い方が多い地域柄のせいか、流行り物がなかなか手に入らない傾向があるんだとか。この度のラー油も、ponkanにとっては、長い辛抱と激闘の果て、ようやくゲットした非常に稀少な珍品を、自慢方々厳かに謹呈気分な贈答のココロだったようです。
しかし、zabbonの住んでいるお年寄りが多い地域では、食べるラー油なるもの、普通のスーパーはもちろんのこと、小さな商店でも当たり前に並んでいて、「おお、生産が追いついてきたワケね。」程度に思っていたくらいなので、地域性の違いっていうものが、半径100キロクラスエリアにもあることがわかって、大発見の気分。
…するってぇとぉ、zabbonが住んでいる土地柄から言えば、流行り物を流行り物とは知らずに、買ったり食べたり使ったり、っていうことを他にもやっている可能性大。
これって、得した気分にもなりきれない気がするけど、やっぱり得していることにしようと思います。