アクリルモールドを自分で作る

アクリルモールドを少し買い足したいなぁ、などと思い、ネットをあちこち探していたら、
手作り石けん応援SHOP アクリル板キットの店 『kit & kit』 (アクリルモールド販売)という、面白いお店を見つけました。
このお店は、組み立てる前のアクリル板パーツを扱っていて、それを自分で組み立てる、という何ともDIYなお店です。値段的には、ものすごく安いわけではないのですが、パーツだけだから平べったくたためるため、送料もクロネコメール便価格で、そっちの魅力もあります。
でも、なんといって、自分で作れるのが楽しそ〜☆と思い、注文。届くのは普通に早かったのですが、あまりにも暑かったので、しばらく保留にした後、昨日いよいよ組み立てに及びました。
 
まず、組み立ての前にしなければならないことが、「アグリサンデー」というふざけた名前のアクリル用の接着剤を買い求めることです。なんでも、100円ショップなんかで「アクリル用」として売っている接着剤なんかを使うと、アクリルが溶けてしまうんだそうなので、ちゃんと「アグリサンデー」を買い求めなければならないのです。
あと、仮止め用の目張りテープを買うのも忘れてはなりません。
で、その目張りテープでパーツを仮止めして組み立て、写真のように角っこで立てたところに、アグリサンデーをすーっと流し込みます。アグリサンデーは、水よりも粘性が低く、どんな隙間にもすーっと流れ込んでいきますので、その点はやきもきしなくても大丈夫。パーツの継ぎ目と地球引力との位置関係にさえ気をつければOKです。
キットの中には、練習用のアクリル片も入っているので、まずはそれで練習してから、本番に取りかかるといいでしょう。
そして、できあがりました。
見た目はいつものアクリルモールドですが、zabbonが作ったので、少々いびつです。左下に,黒く下向きの矢印をしるしていますが、これは「こっちが底です」という意味があります。
接着する時に失敗、少し斜めになってしまったので、反対側を底にすると、型出しの時に出てこなくなるから、そういう事態を避けるためにつけた目印です。
こういうのも手作りの面白さといえましょう。最近はだいぶ涼しくなってきたので、そろそろ頃合いです。これで作るのが楽しみです。