塩ラベンダー石けん

今日はいいお天気ですが、先週末は台風が暴れ回って去っていき、しかも、お約束の台風一過を残してくれませんでした。おかげで、zabbonの秋の行楽計画も余儀なく大幅な変更を強いられ、本来2泊3日で行く予定のところ、日曜日(往)・月曜日(復)の強行軍。単に、行って、泊まって、帰ってきただけ。ひたすら宿のキャンセル料を払いたくなかったが故の選択でした。
しかし、いきさつや背景事情はどうあれ、上高地はすばらしいところです。今月15日に閉山する初冬の上高地は、黄葉したカラマツがあたりを明るく金色に輝かせています。そして、その真ん中を一点の濁りもない梓川翡翠色にとうとうと流れ、あたかもそこは「あの世」のごとしの美しさ。天国はここにあり。今ココで臨死体験中の気分。ともかく命の洗濯をして参りました。
そんなこんなで遅くなりましたが、先日の「to be continue…」の続きです。
トレースが出た後、ラベンダー精油を入れた後、その石けん生地を半分に分けました。つまり、オプションでそれぞれの個性を作りだそうというもくろみです。
最初に作ったのは、このピンク色の石けんです。
ピンク色は、ピンク色をしたローズソルトとピンククレイです。塩は、全重量の5%分加えていますが、それだけだと、ピンクパワーが足りないかなぁ、と思ったので、ピンククレイを小さじ1杯加えて追加着色。これで吸着作用も添加完了。 鼻の頭の角栓なんか、これさえあればテイクオフ!さ。ふはは。
そうそう、この日はなぜか,油達の機嫌が悪くなかなかトレースが出てこなかったので、クレイや塩が沈み、変なまだら模様になってしまうんじゃないかと心配しましたが、そんなこともなく、きれいなピンク色の石けんができあがりました。
塩石けんだから、型出しが楽ちんなのもお得感いっぱい。いつもの失敗やお笑いのない、zabbonらしくない幸先のいい出だしです。