ラクサ

zabbon2011-05-01

せっかくここまで来たからには、本場もののラクサを、ということで、カトンまで行きました。
カトンにはラクサのお店がたくさんありますが、イチオシとされるのが、パヤ・レバ駅から2キロのところにあります。2キロといえば、片道30分、往復1時間かかります。でも、美味しいものには苦労と言う名のスパイスが必要です。なので、大変でしたが、頑張って歩きました。
おかげで、カトン近辺の町の様子がよくわかりました。こぎれいな団地が続いたあとは、高級住宅街が並ぶ一帯になっていて、プルメリアやハイビスカス、実をならしているパパイヤ、その他の熱帯の花達がたくさん植わってました。道端にはおじぎ草があかつめくさににた感じの花を咲かさせてましたので、突っついてからかいました。
また、帰りには、プラナカンの古いきれいな家々がならんでいるのも見ました。
本題のラクサですが、やはり、足を棒にした、その甲斐ありました。ココナッツの濃厚さと唐辛子の辛さがスープの中で出会い、意気投合し、ついで、タックル組んで襲いかかってきます。汗が止まりません。この味、辛いのが苦手過ぎなければ誰でも、こと、婦女子には好きな味に相違ありません。
話は変わり、こちらの地下鉄ですが、構内は今の日本と同じくらいの暗さです。日本はよっぽど明るかったんだと思いました。
それから、地下鉄のエスカレーターが超速く、風切る速さです。多分、歩き昇るのと同等、もしくはそれ以上なので、ほとんどの人が静かに動かず乗っています。急ぐ人もそうでない人も、みんなピューン!!と運ばれるのです。