カヤ・トースト

zabbon2011-05-02

ベイエリアのセントラルというビルにある、カヤ・トーストの専門店に行きました。こんがり焼いた薄めのトーストにカヤジャムを塗り、バターを挟み、2つに切って出してくれます。ジャムとトーストのコンビネーションは、想定の範囲内でしたが、途中、ヒヤリプニュリと出てくるバターが想定外。カヤ・トーストを食すというささやかな物語に山場を与え、盛り上げるという、重要かつ必要欠くべからざる役割を担い、立派に果たしています。天晴れ、カヤ・トーストのバター。
そして、これに温泉玉子を崩したのをつけて食べるとウマいのです。コーヒーには、この時には気づかなかったのですが、カップの底にコンデンスミルクが沈み潜んでいました。でも、かき混ぜが足らず、運よく災難を逃れられました。それでも相当に甘かったのですが。
この後、ボタニックガーデンに場所を移し、静かに散策…と思いきや、今日がなんの日かは定かではありませんが、人手が多くて落ち着いて歩けたものではありません。前に来た時は、もっと閑散としてて本物の森林を歩いてる気分だったのに。
それでも、赤いネムの花や、どう見てもミョウガの親戚としか思えないでっかい植物や、花びらの先から糸を垂らしている白い花を見ましたし、黄色い蜂鳥のご夫妻や、木の実をかじるリス、上側の羽が黒く下側の羽がまばゆい黄色の蝶々に会いました。
そうして、今日もたくさん歩き、気づけば20000歩を踏破していました。これで3日連続して20000歩越え。旅行すること、とりわけ自分色のそれを貫くには、知力・体力・時の運に恵まれなければなりませんが、最近は体力面でのご加護を手厚く受けたいと思うようになってきました。